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2016年06月07日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
経営者保険プランナーの有田です。
先月、俳優の佐藤浩一さん扮する映画"64前編"を観ました。
これはかなり、お勧めの映画だと思います。
前編だけでも見所満載で泣ける映画でした。
後編も楽しみです。
昨今、M&Aが増えているというのは経営者の皆様もご存じだと思います。
実際にM&Aを行った理由の一番は後継者不在です。
当社でM&A業者との講習会を通じて、
相談に来られた方々をみてきて私なりに感じたことですが、
親族に後継者がいないということもありますが、
家族に迷惑をかけたくない、という気持ちが大きいと感じました。
早急に売却を検討したい経営者のケースでは、
・銀行借り入れが多い。
・年齢的な問題。
・独特な経営だが、会社を買ってくれる所があるか知りたい。
・自分が辞めたら従業員のみならず、取引先にも迷惑がかかる。
・従業員、家族に迷惑をかけずに引退をしたい。
等の悩みがありました。
銀行借入れが多く個人保障をしている経営者の方は常に不安がつきまといます。
急に相続が発生したら実際大変です。
決算書の内容次第では、会社を売却しても、
あまり手元にお金が残らないかもしれません。
しかし、従業員のため、家族のため、取引先のため迷惑をかけないで済むなら、
会社の売却を検討したいという事は決して悪い事ではありません。
むしろ幸せな道の選択と思います。
現状ではやめるにやめられず、先行き不透明だという方は、
M&Aの選択を検討してみてください。
事業承継の結論を先延ばしにしている経営者の方も多く見受けられます。
その段階で情報集めをすることは構いませんが、
具体的な個別相談はしないほうが良いと思います。
私なりに思うのは、もし相談するのであれば、
会社を売却する意思を固めてから相談するのが良いと思います。
M&A業者は相手先を早急に見つけてきてまとめるのが仕事です。
M&A業者に会社売却の相談をしますと、それを望む会社を見つけてきて、
成約まで約6ヶ月~8ヶ月という短い期間で話をまとめてしまうそうです。
売却する意思が決まりましたら、M&A業者によって、
業種的な得意分野があったりするので、自分の業種から得意な業者を探したり、
担当者レベルで誠実な対応をしてくれるM&A業者を見つけることが大切です。
良い担当者とは、売り手と買い手の気持ちをよく理解し、
双方が納得できる値段と対応を説明してくれる業者だと思います。
ヒューマンネットワークグループではいくつかのM&A業者とつながりがあります。
具体的な意思が固まりつつあるのであれば、当社でM&Aの個別相談も行います。
また、情報収集という段階であれば、
M&A講習会も年、何回か行っておりますのでお気軽にご相談下さい。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。