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2017年01月30日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは、経営者保険プランナーの西田です。
先日、大阪支店にて
税理士法人トップ財務プロジェクトの岩佐孝彦先生をお招きし、
決算対策セミナーを開催致しました。
6名という少人数で非常にアットホームな雰囲気のなか行われ、
大盛況のうち終えることが出来ました。
今回はセミナーで実際お話しされた内容の一部を特別にご紹介します。
経営者は、
サラリーマンにはない"自社株"という特殊な財産を持っています。
この自社株は空気みたいなようなもので、
目の前に現物があるわけでもなく、資産という実感がありません。
そのため自社株対策は後回しになりがちですが、
しっかりと考えていく必要があります。
あの経営の神様、松下幸之助の相続はどうだったのでしょうか?
遺産の97%以上は現パナソニックグループの株式で、
時価総額2,387億円もの株式を保有していました。
相続税854億円という莫大な金額だったにも関わらず、
ご家族は約930億円で株式を売却し、相続税を全額納付しました。
オーナー企業の自社株は上記のような上場企業の株式と違い、
基本的に換金性がないため、同じような対策は真似できません。
自社株を持ったまま相続が発生してしまった場合、
ご家族にのしかかる相続税は計り知れません。
ましてや相続税は一括現金納付が原則なので、
納税できるだけの資金を準備しなければなりませんが、
それに見合った現金を持たれている経営者はごくわずかです。
いかなる状況でも、
相続が発生した場合に、ご家族へ現金が行く仕組みを作っておけば
納税に翻弄されることなく、
社長ご自身も集中して経営に取り組むことが出来ます。
相続時に、ご家族へ現金が行く仕組みとして代表的な方法は"金庫株"です。
金庫株として会社が自社株を買取れば、
まとまった現金がご家族に入ってきますので、
相続税の納税は比較的容易になります。
たとえ金庫株として会社が株を買い取る仕組みを考えても、
「自社株を買い取る財源はどこから捻出するか?」
「自分が亡くなった後、今の役員は本当に株を買い取ってもらえるのか?」
といった課題も起きてしまいます。
ヒューマンネットワークでは、
株価シミュレーションを行い現状に即したご提案をさせて頂きます。
無料の個別相談会も随時行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
オーナー企業の
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。