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2015年07月28日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは!経営者保険プランナーの西田です。
先日、引っ越す前に事務所があった八重洲に行く機会がありました。
東京駅前の外堀通りから中央通りに向かっていくと、
どこも再開発中でビルの建設ラッシュです。
2~3年後は巨大なビル群ができて八重洲が生まれ変わります。
この暑い中、建設現場で働く皆さんは、
おそらく想像を絶する過酷な環境で働いていることでしょう。
冷房の効いたオフィスで働けるのも
このような現場の人たちのお陰だと改めて思いました。
さて、私たちは仕事柄、毎年多くの経営者にお会いします。
そこで事業承継についてのお話をすることが多いのですが、
面談後にいつも「本当に幸せな事業承継とは何なのだろう」と考えてしまいます。
今回は、お会いした経営者の中でも、とりわけ印象的だった社長様の話をお話します。
☑事業承継の問題点とは?
中小企業の多くは後継者不足です。
その原因の一つに子供がいても、
親の後を継がないケースが多いことも挙げられます。
仕事で大変な姿を身近に見ている子供は、
家業を継がないでサラリーマンになってしまうことが多いようです。
また、事業規模の拡大に成功している経営者は、
さらに儲かる仕組みやそのための組織づくりをして、
後継者へのバトンタッチを考えます。
子供が継ぎたいと思える会社づくりは素晴らしいことです。
しかし、ただ単に親の敷いたレールに乗るような子供ではうまくいきません。
親が成功したビジネスモデルもそう長くは続かないからです。
☑事業承継を成功させるカギは親子の関係?
兄弟3人が父の会社に入って頑張っている会社の社長にお話をお聞きしました。
その社長は、子供が小さい頃から、
会社の創立記念日、会社の社員旅行と、事あるごとに子供を連れて行きました。
小さい子供は社員のみんなから可愛がられ、
父が社員の前で挨拶するのを身近に見て「お父さんはすごい」と認識します。
また社員が代わる替わるビールを父に注ぎにくる姿を見て「お父さんって、偉いんだ」と思い、
自然と父を尊敬するようになりました。
そのように育った子供はやがて、お父さんのようになりたい、
社員のみんなと一緒に働きたいと考えます。
このような子供を育て上げられるのが一番の理想です。
それでも父と子供は時に、経営に関して意見がぶつかり合います。
でも、小さい頃からの親子の良好な関係があるのでうまく解決して行けるようです。
☑おわりに
親族内での承継、親族外での承継のどちらでも、
後継者へバトンタッチした後はなるべく完全退職して口出しをしないことも重要ではないでしょうか?
そのためには十分な老後資金を退職金で準備することが必要です。
保険で退職金を準備する場合、
同じ保険商品でも保険会社によって返戻率が大きく変わりますので、
ぜひ、弊社の経営者保険プランナーにご相談ください。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。