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2015年07月30日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは、経営者保険プランナーの有田です。
各地で夏のイベントがたくさん開催されていますね。
私は先日、会社帰りに大手町サンケイビルの夏イベントに寄って
友人とビールを飲んできました!
外は蒸し暑く大変でしたが、
中に入って飲んだビールはこの夏一番のおいしさでした!
この季節は花火など夏の楽しさを見つけて過ごしていきたいですね。
☑ホテルアソシア名古屋ターミナル
先日、鎌倉にて、ふとしたきっかけで、
"日本一幸せな従業員をつくる!ホテルアソシア名古屋ターミナルの挑戦"
という自主製作映画をみました。
経営者の方で従業員教育に迷っている方は、気になるタイトルではないでしょうか。
ストーリーとしては、4期連続赤字だった名古屋駅前の老舗ホテルを引き継いだ柴田社長が
苦労しながらも従業員とともに10年連続黒字に変えていく、という実話のお話です。
雇用整理、借金、連続赤字、周辺にライバル大型ホテルの出現、食中毒事件など
大変な状況に追い込まれながらも従業員と一体になって、連続黒字に変えていくのです。
通常、このような状況であれば従業員もやる気を失い、倒産してしまうのではないでしょうか。
映画の中で非常に印象に残ったシーンをひとつ紹介します。
耳の聞こえない女性従業員に柴田社長はレストランの接客を任せました。
当然、お客様から呼ばれても返事をしないで怒られることもあるし、
嫌味を言われることもあります。
しかし、柴田社長は
「障がい者だからといってもこの苦労の乗り越えなければ、他でもやっていけない。」
といって挑戦させるのです。
それに応えて、まわりの従業員もフォローしてくれます。
この会社では実に、従業員同士、助け合っている雰囲気があります。
柴田社長は常に従業員をよくみていて声をかけます。
それは本当に親のように「いつも見ているぞ」という意識をされていて
従業員もそれを感じているのだと思います。
☑良い所を見つけてあげる
柴田社長は学歴等を気にせず、どんな才能があるか、従業員をよく見て、
活躍させてあげる場所を提供し、そうすることによって、
「何かあっても会社が守ってくれる。」という雰囲気がでてきて、
まわりの従業員も一生懸命働いてくれる、優しくなってくれる、
という信念を持っているようです。
そうなると、従業員も仕事に来るのが毎日楽しくなってきます。
従業員からお客様に対するアイディアもでてくるようになってきます。
実際にお客様も映画に登場し、
「こんな暖かいホテルに会ったことがない!」といっていました。
どんどんファンが増え、ついには名古屋でホテル稼働率一番のホテルになったのです。
話を聞いていくうちにこの柴田社長の経営するホテルに泊まってみたいと思ったのですが、
残念ながら映画に出てくるホテルの建物は現在、建て替えられていて、
柴田社長もホテル経営からは退いていらっしゃいます。
しかしながらこの自社映画が完成し、各地でこの映画と共に講演活動をされているので、
一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
従業員教育に悩んでおられる経営者の方にはお勧めです。
☑おわりに
映画を見た後の講演会で、柴田社長がお話しされたのですが、
映画になると思って撮ってもらっていなかったそうで、
「顧客満足くそくらえと言ってしまったが、
映画になるとわかっていたらお客様は神様です、と言っていた。」と笑わせていました。
また、講演会に、印象に残ったシーンで紹介した耳の聞こえない従業員さんが
応援にきてくれて、少しびっくりしました。
そして彼女は、ホテルを退職した後に
子どものころからの自分の夢を実現させていて強くなったと感心いたしました。
その夢は私がここで話してしまうと、
いつかその映画をご覧になる皆様の興ざめになってしまいますので、
実際に映画をご覧いただき、柴田社長の講演会で確かめてみてください。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。