2007/11/08 ────────────────────────╂
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ヒューマンネットワーク・メールマガジン 11月号
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担当者 様
いつもお世話になります。
ヒューマンネットワークからのメールマガジンをお届けします。
秋になっても暑い日が続いていたと思ったら、あっという間に11月。
今年も残すところ2か月を切りました。
とはいえ、沖縄の最高気温(6日)の29度は異常です。
先月下旬の台風上陸も、この異常気象の影響でしょうか?
地球温暖化対策にもっと真剣に取り組まなくては、と考えてしまいます。
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■■コラム「どうなる税制改正」■■
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税制改正に向けて、政府税制調査会が佳境に入っています。
特に、法人税引き下げと、消費税大増税という税体系の抜本的改革が
注目されましたが、共に認識が示されただけで具体案までは出ず、
法人税減税は「企業優遇」などとの批判を招きやすいとの声が強い
ことを理由に、どうやら実現は難しいようです。
一方で、経済産業省からは中小・ベンチャー企業への優遇制度拡大として
要望が提出されており、内容を要約すると以下の通りです。
①中小企業の後継者の相続税負軽減する、事業承継税制の拡充
・5~7年の事業継続と従業員の8割以上の雇用維持などを条件に、
非上場同族会社株を相続する場合は、課税価格を8割軽減する。
②中小・ベンチャー創業支援(エンジェル税制の拡充)
・個人投資家からベンチャー創業への投資を促す優遇措置の拡充
③減価償却制度の見直し
・小額減価償却資産の特例の2年間の延長
・法定耐用年数区分の大括り化への見直し
・耐用年数短縮特例の承認基準の合理化
④人材投資促進税制の拡充
・教育訓練費の総額の10%を税額控除する
⑤情報基盤強化税制の取得価格要件の緩和
現行制度は資本金1億円以下の中小企業の場合で投資額300万円以上、
リースは420万円以上でないと適応されない厳しいハードルを70万円以上、
リースは100万円以上に緩和するもの
ご存じの通りねじれ現象で、今回の議論は例年になく異例の展開になると
予想されます。
例年であれば12月中旬に与党自民党から税制改正大綱が発表され、
それをそのまま国会で可決、施行されるという流れになっていましたが、
今年は民主党も独自に大綱を発表する見込みとなりました。
現状では上記①については政府税制調査会、自民党、民主党の三者間で方向性が
一致していると思われます。
例年、中小企業には厳しく、大手企業には緩和される傾向も見られましたが、
今回は中小企業を活性化させる意図が盛り込まれるそうです。
今後の動きをしっかり見守っていきたいと思いますが...。
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■■今月の常識クイズ(ビジネスマナー編)■■
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頭を休めてクイズをどうぞ。
マナーには万全の社長様なら、こんな場合は...。
★★ 問 題 ★★
B社長は、訳があって、知人の会社の経営も手伝っています。
この会社では社員が活発で、いつも溌剌とした挨拶が聞かれます。
先日、取引先の役員が来社されて重要な商談中に、視界の先に見える
部下課員の面々から「ご苦労様でした!」とすごく元気な挨拶が...。
定時を回り、その課の課長が退社するところでした。
客人の在る無しに関らず、慣例化したこの光景が見られます。
しかし、この場面に遭遇したB社長は、思わず顔をしかめました。
なぜ、顔をしかめたのでしょうか。
▽回答は最後をご覧ください。▽
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■■今月のセミナー情報■■
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28日(水)税制改正対策セミナー
「中小企業に関する税制改正に対応した成功事例」を解説!
場所;東京・市ヶ谷
講師;税理士 宮原裕徳先生他
詳しくはこちらをご覧ください
http://www.humannetwork.jp/semi1128.html
今回は複数の方が出席されても、受講料は1企業様3,000円!
お申込みはお早めに。
お問い合わせは、セミナー事務局0120-533-336まで
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■■総務ご担当者様・「営業秘密保持」は万全ですか?■■
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転職した元社員が会社の技術を持ち出し、転職先企業でその技術を用いた
類似商品の開発に携わった事実が判明したとします。
被害を受けた会社として、解決策があるのか考えてみましょう。
終身雇用が過去のものと化し、転職が頻繁に行われる現代において、
どの企業でも起こりうるケースだといえます。
独自の技術を保有する企業は、細心の注意を払わなくてはなりません。
さて、本件は、元従業員(退職者)による営業秘密の不正取得、使用、開示、
いわゆる営業秘密の漏洩(営業秘密の侵害)にあたる可能性がありますので、
不正競争防止法により処罰の対象となりえます。
侵害された場合は、元従業員や転職先の会社に対して、
製造・販売の差し止めや損害賠償といった民事的措置を求めることに加えて、
悪質な漏洩行為は刑事罰の対象となり、
刑事告発することができます。
但し、ここで注意しなくてはならないのは、
秘密情報がどのような状態で管理されていたかが重要だということです。
いくら会社にとって有用な秘密であっても、
その対象が無施錠状態で管理されていた場合などは、
営業秘密としては保護されません。
次に予防策を考えてみましょう。
元従業員(退職者)による営業秘密の漏洩を防止するためには、
会社と従業員間で予め秘密保持契約を締結することが有効です。
でもこのままでは在職時しか有効でありません。
退職者にも秘密保持義務を明確に負わせるためには、
退職後も含めた適切な秘密保持契約を締結することが必要になります。
このような措置で、
事件が発生した場合には契約違反による
債務不履行責任(損害賠償)を求めることができ、
抑止力にもなるのです。
詳しくは、顧問弁護士等の専門家にご相談ください。
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■■朝礼で使えるちょっと小話・北島イズム「前へ!」■■
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ラグビーのワールドカップは南アフリカの劇的優勝で終わりました。
ところで、ラグビーのジャパン(日本代表)のジャージーには、
胸に桜のエンブレムが施されているのをご存じでしょうか
これは、日本代表は恥じることがないようにフェアプレーを貫いて、
不正なく堂々と戦い、それでも負けるときは潔く桜花のように散る、
といった日本ラグビーの精神を表していると聞きます。
さて、ラグビーといえば、明治大学の北島元監督が思い出されます。
昭和4年より平成8年に亡くなるまで、
67年間もラグビーの監督一筋だった名監督で、
まさに大学ラグビーに捧げた生涯でした。
「最後まで諦めるな」
「躊躇せず突進せよ」
「勇猛果敢たれ」
「全速力でプレーせよ」
その精神、北島イズムは「前へ」という言葉で象徴されています。
勝つために最後まで絶対に諦めず、とにかく「前へ」進め。
たとえ勝つためとはいえ、小細工をせず、
フェアプレーの精神を貫け。
勝つということは「心」の勝利であり、
勝ち方も「心」から正しくなければならない。
というのが北島元監督の信念でした。
そしてただ単にラグビーだけに「前へ!」という言葉を使っていたのではなく、
教育者の立場で、人間としての生き方も説いています。
「社会にも必ずルールは存在する。が、勝つために小細工をしたり、
ルールを外れたところでの成功は、決して成功と呼ばない。
後ろを振り向かず、まっすぐ「前へ」進みなさい。」
と...。
このように北島元監督は、技術以上に精神性を重んじた監督でした。
そして北島イズムは日本人に深い感銘を与え、死してなお、
教え子達の心の根底に生き続けて、継承されています。
ところで、最近はルールを無視した不祥事が多くなりました。
日付を改竄したり、製品を偽ったり、毎日、企業の不正が相次ぎます。
でも、商売にも当然、ルールがあると思います。
利益のために、儲かるためには何をしてもいい訳ではありません。
こういう時代だからこそ「前へ!」の精神を思い出したいものです。
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■■生命保険お役だち情報コーナー■■
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とかくストレスが溜りやすい世の中になりました。
経営者の新たな悩みとして、社員の健康管理やメンタルヘルスケアを
心配される話も多く聞かれます。
ところで男性の場合で腹囲85cm以上、女性の場合で腹囲90cm以上で
下のデータに2つ以上に該当すると、メタボリックシンドローム!
だそうです。
1. 血圧が130/85mmHg以上
2. 中性脂肪(TG)値が150mg/dL以上
3. 空腹時血糖値が110mg/dL以上
4. HDLコレステロールが40mg/dL未満
「あっ!」とお思いの方は、立派な?成人病予備軍です。
予防として早めに、生活習慣や食生活の改善を心がけてください。
ところで、以前に比べてこのように変化した社員はいませんか?
・なんとなく元気がなくなり、口数が減った。
・冗談を言ったり、笑ったりしなくなった。
・会議等の場で自発的に発言しなくなった。
・理由のはっきりしない休みが増えた。
・昼食をあまり食べなくなった(食欲が落ちた)。
・新聞や本などを読まなくなった。
・よくため息をつくようになった。
・疲れたと深刻な表情で訴えるようになった。
・気弱なことを言うようになった。
・仕事に自信を失い、自己卑下するようになった。
・業務効率が悪くなった(アウトプットが出てこない)。
これらは、うつ病に罹病した際にみられる変化です。
ストレスが起因のメンタルヘルス不全で最も多いのはうつ病ですが、
進行すると自殺等、最悪の事態も考えられますので深刻です。
でも、早く察知し対処すれば、深刻な状況を回避する事ができます。
不安な方への相談窓口として、
最近、保険会社でも無料健康相談やメンタルヘルスサービスを提供するようになりました。
思い当たる方は、是非、通じて専門家にご相談ください。
詳しいことは弊社保険相談室0120-533-336(全国無料)
までお気軽にお問い合わせを頂けますと幸甚です。
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▽クイズの答え▽
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本来、「ご苦労様でした。」という挨拶は同等な地位の人か、
部下、出入りの業者に対して用いられる挨拶です。
部下が上司に対して交わす言葉ではありません。
業種によっては慣例的に使われることもありますが、
一般企業ではほとんど例外はないといえるでしょう。
非常識な使用はもとより、日頃から管理職として、
社員に対しての教育(注意)を怠っている課長を苦々しく感じたのです。
またこの場では、取引先の役員に社員教育の欠如を悟られそうで、
思わず顔をしかめたのでした。
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□□編集後記□□
スーパーに行くと、食料品がのきなみ値上げしています。
1日には石油製品の卸価格が一斉に値上げしました。
また、某ビール会社では原材料の値上げを理由に、
来年2月にビール類の出荷価格を引き上げるそうです。
春の定率減税廃止に加えて、この値上げはこたえます。
ビールはともかくとして、石油製品の値上げはデリバリー料金の値上げや、
原材料の値上げに関わってきますので深刻です。
家計を見直しするのと同様に、会社も節税や、経費削減が求められます。
弊社では、保険見直しをはじめ、経費削減に役立つご提案を強化いたしますので、
今月も宜しくお願いいたします。
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ヒューマンネットワーク株式会社 メルマガ担当;松本
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