2011/12/08 ────────────────────────────╂
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ヒューマンネットワーク・メールマガジン 12月号
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担当者 様
いつもお世話になります。
ヒューマンネットワークよりメールマガジンをお届けします。
「あくる日は夜討ちとしらず煤をとり」13日は事始め、
14日は討ち入り…江戸時代の川柳ですが、
13日は正月事始めで暦の上では吉日とされ、
江戸城では煤払を行い新年を迎える準備を始める日としていたそうです。
昔も今も、この時期はイベントが目白押しですが、
体調管理にしっかり気を配って
シワス(私走)にラストスパートをかけましょう。
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■■コラム・外国語多用の世の中だけど…■■
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我が国の市場は収縮の方向で、大きな海外の需要に目を向けています。
そうしないと企業は生き残れず、当然、社員には外国語の会話が求められます。
中には、国内でも日本語を使うのはご法度だ、なんていう会社も出てきました。
それが行き過ぎかどうかは、各企業におかれた経営方針もあり、
選択に対して他者がとやかく言える筋合いではありませんが、
少なくても国内の市場で経営が成り立つなら、
社員が外国語を使えなくても卑屈になることは不要でしょう。
日本人のお客様を相手にしているのなら、
先ず、正しい日本語の使い方を学んで、
明確な発音が出来るようにすることが先決で、
英会話の学校に行ってTOEICのテストを受けるのは二の次でいいと思います。
ところで、ある私の知り合いの経営者が、嘆いて言っていました。
「最近は外国の言葉を多用するが、細かい意味合いが伝わらない。
『アイデンティティ』という言葉を時々聞くが、よく分からない。」と…。
私も同感で『自己同一性』などと訳されても、ますます分らなくなります。
『自分はいったい何なんだ』ここまで言うと、何となく分かった気がします。
この言葉の感覚は、元来、我が国の文化には馴染んでなかったのでしょう。
訳しても掴めない言葉なのに、よく耳にするのも不思議です。
その他にも同様の言葉はいくつもあります。
ポテンシャル、ジョブシャドウイング、バズマーケティング、キッザニア、
キャリアチェンジ、ソリューション、ホワイトカラーエグゼンプション…。
私はこれらの言葉を見たり聞いたりしても、ほとんど分りません。
ビジネスで使われても会話にならず、困ってしまいます。
「日本人なら、せめて日本にいる時ぐらい、日本語で話しませんか。」…
そう言いたくなる私は、時代に取り残されているのでしょうか?
余談ですが、
今日12月8日は『真珠湾攻撃』、太平洋戦争が開戦した日です。
当時、敵性語といわれて使用制限された英語も、平和な時代となった現在では、
諸外国と同様に、外国語の中でも特に広く活用されるようになりました。
それは素晴らしいことに違いはありませんが、日本語も大切に使いませんか?
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■■今月のクイズ・角松はいつ飾る?■■
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★★ 問 題 ★★
師走に入り、ぼちぼち正月の準備も…。
ところで、角松等の松飾りは、いつ飾ればいいのでしょうか?
▽回答は最後をご覧ください。▽
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■■経営者のみなさまへ・勝ち残るための逆カキクケコ■■
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企業が勝ち残るための逆カキクケコが紹介されていました。
『コ』…顧客の反応や動向・行動を常に観察する。
『ケ』…計画的に行動する。
『ク』…繰り返すことを怠らない。
『キ』…競合先をたえず監視する。
『カ』…金(カネ)の流れに気を配る。
特に『ク』は、攻撃は反復して初めて戦果が得られるというのは戦略論の常識。
数回繰り返しただけで成果が得られないと、諦めて止めていませんか?
また、敵を熟知するということも極めて重要…。
日々の指針として、生かしたいものです…。
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■■レコード盤が聴きたいがプレーヤーが無い…。あった!■■
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80年代に入り、アナログのレコードはCDにその地位を奪われ、
90年代以降特定のジャンルやコレクター向けのアイテム以外は製造されていません。
一方で、さらに情報量の多いデジタル新媒体は続々と誕生しています。
さて、若かりし日に買ったレコードには沢山の思い出が詰まっていて、
棄てずに家の奥に保存されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そして、大掃除の時とかに発見し、聴きたい衝動にかられるなんていう事も…。
でも、家にはレコードプレーヤーなど無く、
曲を聴いていた青春の日々を再び蘇らせたいと願っても、
聴く術がないと諦めてしまっているのでは…
そこでインターネットで検索すると、いろいろなプレーヤが出てきました。
その一つが『トランクケース型レコード・プレーヤー』…。
両サイドにスピーカーが取付けられ、
そのままステレオでLP盤を聴くことが出来て、
更にUSBコネクタでパソコンへデータ転送も可能という代物です。
さぞや高価と思いきや、9千円でお釣りがくるほどの価格でした。
これは一例で、意外にお手軽なプレーヤーを製造していることに驚きます。
今年のお正月は、レコードで音楽鑑賞なんて如何でしょうか?
興味のある方は、是非、ネット検索で探してみてください。
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■■給与所得控除が頭打ちに…■■
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政府の税制調査会は、
高額所得の給与所得者を対象とした給与所得控除の縮小などを、
2012年度の税制改正に盛り込む方向で一致しました。
この中で、給与所得控除については、
年収が1,500万円超の給与所得者の控除額に245万円の上限を設けるとのことで、
年収が高額になるほど青天井で膨らむと批判されていた控除額も、
いよいよ頭打ちになりそうです。
また、『勤続年数が5年以下の会社役員は、退
職金にかかる税を軽減する対象とはしない』という方向に動きつつあり、
震災の復興財源とはいえ、
消費税増税(少し時間がありそうですが…)を含めますます重税感が増しそうです。
しばらく動向には目が離せません…。
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■■保険の話・終身がん保険の税務取扱い見直しか?■■
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国税庁が終身がん保険の税務取扱いについて、見直しを検討するそうです。
いよいよという感じですが、
この10年間に法人向けの商品が多様化している状況を踏まえての動きと云えるでしょう。
(時期や内容については未定。)
現状、各保険会社の対応はまちまちです。
これまで契約時に、「契約継続中に税務取扱が変更になる可能性を了承しての
契約締結である旨を確認する書面」を取り付けていた保険会社の場合は、
書面の内容を厳しく見直しています。
また、今までこの様な書面を取り付けていなかった保険会社も、
新たに取付けを開始したり、
あるいは、既に終身がん保険の販売自粛をしている保険会社もあれば、
まだ静観している会社もあります。
平成20年2月の「逓増定期保険」の税務取扱変更の際には、
適用日前に契約した保険の扱いについては、
従来どおりの全額損金での扱いを継続することになったのは周知の通りですが、
今回のがん保険の場合はどうなるでしょうか…?
がん保険を検討されている方は、この点を十二分に留意してご判断ください。
また、既にご契約されている方は、今、あわてて何かをするより、
きちんとした結果が出た時点で、ご対応されることをお勧めします。
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▽クイズの答え▽
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12月13日の正月事始めに準備したという説がありますが、
現代のデパート等では、クリスマス飾りの終わる、
25日以降に飾られるようです。
ゆえ、特に何日という決め事はありませんが、
29日は『二重苦』とか9の末日『苦待つ』といって嫌い、
31日に飾るのは『一夜飾り』とか『一日飾り』といって、
神をおろそかにすると避けるのが一般的です。
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□□編集後記□□
そろそろ恒例の「今年の漢字」が発表されます。
皆様にはどんな漢字が思い浮かびますか?
今年は天災や人災、政変等で、日本だけでなく世界中が不安定でした。
来年は落ち着き、
明るい話題が皆様の周りに満ち溢れる事をお祈り致します。
この一年、ご静読頂きありがとうございました。
みなさま、良いお年をお迎え下さい。
(最後までお読みいただきまして、有難うございました。)
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