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「借上げ社宅のメリットとは」メールマガジン・第2号(通号97号)

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  ■■■■■「成功したオーナー経営者の節税最新情報」■■■■■
             ~借上げ社宅のメリットとは~

 ━━━━━━━━━━  2014/06/06 第2号(メルマガ通巻97号)━━━━

                      監修:税理士法人東京会計パートナーズ
                      配信:ヒューマンネットワーク株式会社

 担当者 様

 いつもお世話になります。
 日々お忙しい中、お読みくださいまして誠に有難うございます。
 「成功したオーナー経営者の節税最新情報」の第2号です。

 このメルマガの特徴は、東京会計パートナーズの代表で税理士の島崎に、
 当社社長が経営者の視点で、率直に節税に関する質問をぶつけています。
 それをそのまま、対話形式で書かせていただきました。
 お読みくださいまして、少しでも皆様のご参考になれば幸甚です。

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 景気が上向くと、不動産の賃貸料も上がっています。
 特に交通の便の良い物件は、貸主も強気に…。
 でも、社宅制度にすれば個人の負担を減らすことが出来ます。
 果して、住宅手当に比べ、メリットがあるのでしょうか…?
 今回はそのようなお話です。

 社長
 「先生、社宅の制度について教えてください。」

 税理士
  「はい。借上げ社宅ということですね。」

 社長
 「例えば、本来なら賃料20万円を払うところを
  差額10万円を会社が負担をすれば
  個人の支払いを少なくできますね。
  社宅制度はメリットがありそうですね。」

 税理士
  「はい。」

 社長
  「続けてお聞きしますが、
  不動産会社から直接借りると20万円かかるところを
  会社が間に入るだけで、会社は損金になりますし、
  私の負担も少なくなります。
  でも、住宅手当を10万円貰っても同じですよね。
  違いはあるのですか?」

 税理士
 「効果としてみると、会社が家賃を負担している部分は、
  実質、無税で給料を貰っているのと同じ効果があります。
  住宅手当だと給与扱いで、所得税の対象になります。」

 社長
 「なるほど。」

 税理士
 「ただし、いくらまでという限度があって、
  余りにも会社の負担が大きいと、
  給与扱いになってしまうことがあります。
  逆をいうと、決められた範囲内であれば
  給料認定はされないということです。」

 社長
 「では、会社が借上げて社宅扱いする場合に、    
  私個人が負担する額に基準はあるのですか?。」

 税理士
 「国税庁の規程で決められています。
  所定の算出式で出された金額と、
  家賃の金額の50%と比較して、多い金額が
  その社宅の賃貸料相当額とされています。」

 社長
 「では、賃貸ではなく、会社が不動産を購入して
  それを貸した場合の賃料や個人の負担額は
  どうなるのですか?」

 税理士
 「決められた計算式で算出しますので、
  即答でいくらと申し上げられませんが、
  賃貸物件を社宅扱いするよりは有利なようです。」

 社長
 「こういう話も聞くのですか、社長が退職して、
  その物件を退職金代わりに貰うことも出来ますか?」

 税理士
 「それは可能です。」

 社長
 「会社としては、減価償却も出来ますよね。
  マンションの場合は40数年と聞いていますが、
  その間は、会社が節税できているわけですね。」

 税理士
 「減価償却費と固定資産税、管理費等、
  そこは経費で落とせます。」

 社長
 「魅力的な気がしますね。
    個人で買うわけでなく…。
  また、退職金代わりにもなるなら…。
  退職金代わりとして貰った場合は、
  購入金額を退職金の額とみなすのですか?」

 税理士
 「時価を退職金の支給額とします。
  キャッシュフローが回れば良い手段ですね。」

 社長
 「取得する物件に制約とかありますか?」

 税理士
 「不必要に豪華な施設は駄目です。
  例えば、社長の趣味が反映された建物とかだと、
  認められない場合があります。」

 社長
 「どのくらいまでが認められますか?」

 税理士
 「常識の範囲内ですね。
  社長の趣味が反映されている贅沢な物件では
  給与とみなされる可能性があります。」

 社長
 「たとえば、マンションでなく、注文住宅を作ったと。
  社長の趣味で何台も車が入るガレージや、
  テニスコートを作ったり…。
  それを会社で買って、社宅扱いにしたら…。」

 税理士
 「絶対に認められませんね(笑)。」

 社長
 「そもそも、会社は商品(サービス)を提供して
  お客様に喜ばれて、利益を上げていく商売なので
  会社の資金を不動産の購入資金に充てるのは、
  本来のお金の使い方とは逸脱しますね。
  会社の資金繰りに影響を与えるようでは駄目ですね。
  今日は有難うございました…。」

 【結論】

 ・借上げ社宅制度で個人の負担を抑えることが出来る。
 ・実質、無税で給料を貰っているのと同じ効果。
 ・購入した不動産は退職金代わりにも。
 ・ただし、物件は常識の範囲内で。
 ・購入は資金繰りを悪化させる場合もあるので要注意。

 次回は「タワーマンションの評価減は活用できる?」を予定しています。
 ★次回配信は7月3日です。

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 また、内容へのご要望も大歓迎です。
 https://humannetwork.jp/cgi-bin/survey/

 ※お問合せ等につきましては、極力、早急にお返事をさしあげますが、
 内容若しくは担当者の事情で、数日のお時間を頂戴する場合があります。
 悪しからずご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

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  ■■編集後記■■

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 あるサイトに松下幸之助氏の、こんなエピソードが紹介されていました。
 現場から退かれていた幸之助氏が、奥様と博多まで旅行した時です。
 久々の旅行にもかかわらず、奥様を反対側に座るように指示したとのこと。

 幸之助氏は右側の窓側の席、奥様は左側の窓側の席へ…。
 そして、『これから、窓から見える松下電器の看板の数を数えてくれ。』
 奥様に、このように命じました。

 奥様は文句も言わず、それに従い、
 博多駅に到着するなり幸之助は奥様が数えた看板の数と、
 自分が数えた看板の数を確認しました。

 そして、すぐに本社の広報担当役員に電話をしてこう言ったのです。
 『君、新大阪から博多まで、新幹線から見える看板の数はいくつだ?』
 しどろもどろな担当役員に対して、烈火の如く怒ったそうです…。

 松下幸之助氏は聖人経営者のように扱われています。
 でも、実際は泥臭い、根っからの商人だったようです。
 このようなエピソードの見られる商魂には、かえって感動させられ、
 自分の甘さを本当に思い知らされる気がします。
 
 (最後までお読みくださいまして、有難うございました。)

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 ヒューマンネットワーク株式会社 メルマガ担当;松本
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