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■■■■■「成功したオーナー経営者の節税最新情報」■■■■■
~期中の状況変化に対応する節税対策とは?~
━━━━━━━━━━ 2014/11/6 第16号(メルマガ通巻115号)━━━━
監修:税理士法人東京会計パートナーズ
配信:ヒューマンネットワーク株式会社
━ 今号の内容 ━━━━━━━
(1)期中の状況変化に対応する節税対策とは?
(2)これからのセミナー情報
担当者 様
いつもお世話になります。
日々お忙しい中、お読みくださいまして誠に有難うございます。
首都圏を基盤とする地銀の経営統合が伝えられています。
都銀を彷彿させる大地銀が誕生するわけですが、行名も変わるのでしょうか?
第一地銀、第二地銀という分け方も、一般的でなくなりました。
地銀再編が行われた結果、地域に密着した旧来の銀行名が無くなることは、
少し寂しい気がします…。
ところで、驚くべき日銀の追加金融緩和が発表され、為替相場や株式相場で
大きな変動がみられましたが、今後の経済にどのような影響があるのか?
消費税の引上げと合わせて、動向に目が離せません。
さて、徐々にですが、中小企業もお金が回りだしたという話が聞かれます。
今回は期中の状況変化に対応する節税手段はあるのか?
そのようなお話を、小林税理士に解説いただきました。
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■■~期中の状況変化に対応する節税手段とは?~■■
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こんにちは。税理士の小林です。
私の顧問先の中にも、ようやく『受注量が増えた』『売上げが伸びた』という
声が聞かれるようになりましたが、皆さまは如何でしょうか?
先日、次のような節税のご相談をいただきました。
この会社(6月末決算)は、注文主から増産要請を受けて、来年1月以降に
大幅な増益が見込めるそうです。
それに備えて、効果的な節税手段を教えてほしいという内容でした。
例えば、当ケースのように期の途中での増益が確定しているなら、思い切って
決算期を変えることで、一度、リセットをし、固定費関係(特に役員報酬額)
を見直すことも検討できると思います。
1.決算期の変更を行う
決算期の変更を行うことにより、役員報酬がリセットされますので、利益を
見越した新たな役員報酬額でスタートすることができます。
2.節税対策
(1)短期前払い費用の特例
(2)含み損失の実現
(3)計上資産の見直し
(4)共済、生命保険への加入 等
3.新設法人でやってみる
新規業務が従来の業務と分離可能な業務であれば、新規業務を後継者などが
設立する新設法人で請負うことにより、将来の相続対策も可能となります。
後継者のOJT(On the Job Training)にもなり、会社を経営していくことの
煩雑さ、面白みなどを実感できるのではないでしょうか。
決算期の変更について、ちょっと詳しく書きます。
定款の変更は、株主総会による特別決議(議決権を有する株主の半数以上が
出席し、2/3以上の賛成)が必要です。
決算期の定めは登記事項ではないので、比較的容易に変更できますが、
期限内に税務署等へ届出することを忘れないでください。
6月決算の会社が12月決算にしようとする場合には、12月30日までに
定款変更の手続きを行い税務署、市(区町村)役所、県(都道府県)税事務所
に変更届けを出す必要があります。
★次回配信は11月13日を予定しています。
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■■これからのセミナー情報■■
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★「相続」を「争族」にしないための相続対策・事業承継セミナー
相続の現場で起きた様々なトラブル事例やその解決策を公開!!
2014年12月8日(月)15:00~17:00 於東京国際フォーラム
http://www.humannetwork.jp/keieiseminar/141208/
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・これからの相続・承継のポイント
・承継前に準備しておくこととは?
・理事長の退職金受け取り時の留意点
・これから注目される信託制度とは? 他
2015年1月22日(木)14:00~17:00 於東京国際フォーラム
http://www.humannetwork.jp/keieiseminar/150122/
セミナーによっては、空席が少なくなっています。
日程等は変更される可能性があります。
お問合せ等は、0120-561-521〔セミナー事務局〕まで
ふるってのご参加をお待ちします。
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■■編集後記■■
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大手ハンバーガーチェーンの苦戦が伝えられています。
中国産食材の影響が取り沙汰されていますが、理由はそれだけでしょうか?
例えば、メニューが(早朝は別として)ほぼ、画一化されています。
でも、サラリーマン層が多い平日の時間帯と、学生が多くなる時間帯、
ファミリー層が多い休日と、顧客が求めるメニューは異なるのでは…?
カロリーにしても、私の年齢には重すぎますし、健康志向の現在において
高カロリーは(特に女性には)受け入れられません。
果して、時代の需要に適しているのか…?
ファミリー層には喫煙が鬱陶しく、全面禁煙を歓迎する人が多いと思います。
一方、サラリーマン層には、喫煙スペースを求める人がいるはずです。
オフィス街店舗と住宅地店舗で区別せず、全面に禁煙で良いものか…?
いろいろなことを考えてしまいます。
これから、優秀なマーケッターが戦略を講じることでしょう。
どのような変化がなされるのか、興味は尽きません…。
余談ですが、日本に出店したばかりのころ…。
母がお土産に買ってきてくれたハンバーガーの感激を覚えています。
新しい味を期待させる銀紙(当時はそうでした!)に包まれてました。
憧れの国アメリカっぽい、秀逸なパッケージ…。
現在の包装は合理的で、ちょっと素っ気ない気がします。
楽しくワクワクさせる包装にするのも、一つの手法かもしれませんね。
(最後までお読みくださいまして、有難うございました。)
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ヒューマンネットワーク株式会社 メルマガ担当;松本(眞)
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