「争族の実態」メールマガジン・第45号(通号144号)

2015年06月11日

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         ~争族の実態~

 ━━━━━━━━━━━ 2015/6/11 第45号(メルマガ通巻144号)━━━

  

 いつもお世話になります。
 日々お忙しい中、お読みくださいまして誠に有難うございます。

 今回は、『争族の実態』というお話です。
 ・公平に分けられる財産がない。
 ・現金がない。
 ・まるまる貰った兄さんが羨ましい。
 ・不公平な相続に妻が愚痴を言う。

 相続が争族になる理由はいろいろです。
 そして、争族化は相続税の有無に関係はありません。
 みなと青山法律事務所の上田弁護士が解説くださいました。

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  ■■争族の実態■■

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 こんにちは。
 みなと青山法律事務所の弁護士上田です。

 遺産相続を巡って紛争となっている方々を
 「争族」と揶揄することもよく目にしますが
 相続対策はお済みでしょうか。

 今日のテーマは『争族の実態』です。

 「相続」と聞くと、相続税が頭に浮かぶ方も多いでしょう。

 そのためか
 相続税が課税される可能性のある資産家には
 相続対策に熱心な方も多いです。

 しかし
 ”相続は資産の多少に関係なく生じる”
 ことを忘れてはいけません。

 相続が生じる以上
 資産の多少にかかわらず
 相続紛争が生じる危険性は、十分に存在します。

 それどころか、自由に使える資産が少ないと
 相続紛争の柔軟な解決が困難となります。

 にもかかわらず、
 相続税が課税されないと思っている方は
 相続対策に無関心であることが多いです。

 その結果、遺産を巡って争族となることもしばしば・・・

 実際、裁判所の統計では
 遺産総額1000万円以下の遺産分割調停が
 29パーセントもの割合を占めています。
 そして、遺産総額5000万円以下の遺産分割調停は、
 実に73パーセントになります。

 資産の多少にかかわらず
 大事なご家族を争族としないためには
 遺言などの相続対策が大切です。

 ★次回配信は6月18日を予定しています。

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  ■■編集後記■■

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 歯科治療に高額?の治療費がかかり、初めて医療費控除の申告をしました。
 数か月して、指定の口座へ還付金の振り込みがありました。
 これだけでも嬉しいのですが…。

 総所得額から医療費分が控除され、住民税まで負担軽減できたのです。
 よもや医療費控除の申告が、自治体へ通知されることを知りませんでした。
 意外とこの効果は大きい!です。

 「論語読みの論語知らず」とはいいますが、
 有意義な税務の情報の大切さを、身をもって知らされました。
 (最後までお読みくださいまして、有難うございました。)

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