『すべては心田開発から』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号250号)

2017年08月02日

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 ■□■経営に役立つ書籍から■□■

 ※弊社代表自身が、読んで参考になった書籍から抜粋しています。

 □『幸せの順番-鳥飼重和氏著』より

 『すべては心田開発から』

 二宮尊徳が遺した理念の中でも
 「心田開発」は、 特に重要なキーワードです。

 そこには、荒れ地を細々と耕す貧しい江戸時代の農民が
 豊かに幸せになるためだけではなく、
 現代の社会不安や不況にあえぐ個人、
 そして企業や地域社会、
 ひいては国の立て直しにも欠かすことのできない
 重要な思想が込められています。

 大切なのは、荒れた田畑を再生するためには、
 まず耕す人の「心」を先に整えなくてはならない
 と説いていることです。

 尊徳が書き残した「二宮翁夜話残編」の中で、
 「心田開発」について触れたくだりを、
 私なりに読み下すと次のようになります。

 「私の人生を賭けた仕事は荒れ地を開くことである。
 田畑が荒れている状態、負債が多い状態は、
 国のための生産地であり、
 自分のためには荒れ地である。

 また、廃地や、税金と材料分だけの収穫だけで
 利益が生まれない田畑、
 体が丈夫なのに怠けている者は、
 どちらも自他にとっての荒れ地である。

 資産やお金があるのに国のために使わず、
 贅沢をする者は世の中の大いなる荒れ地である。
 頭もよく才能もあるのに遊んで生涯を送る者も、
 世の中の荒れ地である。

 これらいくつかの種類の荒れ地は、
 心の田が荒れていることが原因である。
 だから私の道は、
 まず心田を開くことが先だ。

 心田を開発してから、荒れた田畑を耕し、
 順にこれら数万町歩の荒れ地を豊かな田にすれば、
 国も豊かに強くなるのは
 手のひらを返すくらいの簡単なことであろう。」

 尊徳が言っているのは、
 字義どおりの荒れ地・田畑のことだけではありません。
 
 どんな場所、
 どんな事業、
 どんな社会でも、
 そこにいる人の心が荒れているままでは始まらない、
 人の心を耕すのが先だと言っているのです。

     (TAC出版刊『幸せの順番』鳥飼重和氏著より引用)

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