• 『相続と事業承継とは違う。混同しては、企業存続が危うくなる』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号294号)

『相続と事業承継とは違う。混同しては、企業存続が危うくなる』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号294号)

2018年06月27日

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018/06/27号 ━━━

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 ■□■経営に役立つ書籍から■□■

 『中小企業のための成功する事業承継』藤間秋男 著 
 PHP研究所刊(全国書店で販売中)より転載しています。

 ※弊社提携先、TOMAコンサルタンツグループ代表取締役で公認会計士の
 藤間秋男氏のご厚意により、著作を掲載いたします。

 「相続と事業承継とは違う。混同しては、企業存続が危うくなる。」

 規模の小さな企業に多いようですが、
 事業承継を相続だと考えている人がいます。
 
 相続は死によって法定相続人が財産を受け取ることであり、
 事業承継は「社会的意義のある活動」を存続するために
 誰かが経営を引き継ぐことです。
 
 場合によっては一致していることがありますが、
 一致しないことも多いということを忘れてはいけません。
 
 例えば、社長に現金と会社の不動産、
 自社株という財産があったとします。
 子どもか3人おり、長男が社長を継ぐ場合、
 まず、長男が会社の不動産と自社株を相続することになるでしょう。
 
 ところが、他のふたりが受け取った現金と比べて、
 不動産と自社株の評価が高い場合、
 これは遺留分の侵害で法律違反になってしまいます。
 
 遺言がなければ、他のふたりの兄弟にも
 不動産と株をそれぞれ3分の1ずつ分けなければ、
 これまた遺留分の侵害になるのです。
 
 株を3分の1ずつで分配した場合、
 もし他のふたりが力を合わせれば、
 長男を社長の座から退けることもできます。
 これでは安定的な経営などできません。
 
 つまり、社長は元気なうちに、
 事業承継が滞りなく進むように計画を立て、
 その上で、個人の遺産をどう分配すれば
 残された家族全員が幸せに暮らせるのか、
 考えなければならないのです。

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 著者 藤間 秋男(とうま あきお)氏
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 公認会計士、税理士、中小企業診断士、行政書士。
 TOMAコンサルタンツグループ代表取締役。
 慶應義塾大学を卒業後、大手監査法人勤務を経て、
 1982年、藤間公認会計士税理士中小企業診断士事務所を開設。
 2012年より分社化し、TOMA税理士法人、TOMA社会保険労務士法人、
 TOMA監査法人、TOMA行政書士法人、TOMA弁護士法人、
 藤間司法書士法人などを母体とするコンサルティングファームを構築。
 
 100年企業創りと事業承継をライフワークとし、関連セミナーを1700回以上開催。
 老舗企業を集めたイベント「100年企業サミット」を主宰するほか、
 雑誌やテレビ等で老舗企業取材も多数経験。
 
 「中小企業のための成功する事業承継」(PHP研究所)
 「どんな危機にも打ち勝つ100年企業の法則」(PHP研究所)
 「1/4は捨てなさい!」( ダイヤモンド社)他、著書多数。

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