『優勝祝いの定番「ビールかけ」誕生秘話』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号587号)

2024年06月26日

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プロ野球ではリーグ優勝や日本一になると
「ビールかけ」を行う慣習があります。

しかし、1958年までは優勝しても
ビールかけは行われず、
祝勝会が開催されるのみだったそうです。

では、この「ビールかけ」は
どのようなきっかけで始まったのでしょうか。

1959年 南海ホークスが優勝した時、
アメリカでもプレー経験を持つ、
カールトン半田という選手がいました。

彼は「優勝したのに乾杯だけで、
終わらせてしまうのは寂しい」と、
アメリカのシャンパンファイトに倣い、
突然、杉浦忠投手の頭に
ビールをかけたそうです。

杉浦投手もすかさず負けじと、
ビールをかけたところ
「面白そうだ」とその場にいた選手達が
すぐに真似し始めたとのこと。
これがビールかけの始まりだそうです。

瞬く間に他のチームにも広がり、
ビールかけは日本のプロ野球で、
優勝につきものとなりました。

当時は旅館の会場で
突如、ビールかけを行ったため、
畳が使用できなくなり、
球団に対して旅館から、
厳重な抗議があったそうです。

今では会場を準備万端整え、
選手たちもゴーグル等を用意して、
ビールかけを楽しんでいます。

最後までお読みくださいまして、
有難うございました。

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