『経理トラブルを防ぐ3+α』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号647号)

2025年09月17日

メルマガの一部を公開しています。
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 ヒューマンネットワーク
 メールマガジン 647号

 日本全国 13,100人の経営者へ配信中!

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本日9月17日はモノレールの日。
1964年の同日、東京モノレールが
開業したことにより制定されました。

開業時の運賃は非常に高く、
当時、浜松町-羽田空港間の250円で、
東海道線なら小田原よりも先の
根府川駅まで行けたそうです。

ところで日本のモノレール営業路線の
長さ第1位から第3位までには、
ある共通点があります。
皆様はご存じでしょうか。

▽続きは最後に▽

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■ 経理トラブルを防ぐ3+α ■

ある従業員40名規模の
製造業での出来事です。
社長が最も信頼していた
経理担当の“右腕”。

創業当初から会社を支え続け、
20年以上にわたり
資金繰りを任されていました。

ところが、資金繰りが
厳しい時期に
個人的な借金問題を抱え、
一時的なつもりで
会社の資金に
手をつけてしまったのです。

最初は数十万円程度でしたが、
気づいた時には
数千万円規模の横領に
膨らんでいました。

横領や不正は、
一度に多額を抜き取るよりも、
最初は少額から始まり
「気づかれない」ことを
繰り返すうちに、
結果として膨大な額に膨れ上がる
ケースが多いのです。

「まさか彼が…」
社長にとって
最も想定外の出来事で
ショックのあまり
寝込んでしまったそうです。

このような内部不正は、
従業員30~50名規模の会社で
起きやすいといわれています。

なぜなら、社長が
経営全体を見ている一方で、
日々の会計処理や支払い業務は、
右腕や経理担当者に
任せきりになりやすいからです。

だからこそ「信頼」だけに
頼るのではなく、
仕組みで防ぐことが欠かせません。

内部不正を防ぐための
3つの仕組みとは――

1.複数人によるチェック体制
 支払いや出金を一人に任せず、
 必ず二重・三重の承認を経る。

2.定期的な監査・棚卸し
 経理データや現金・在庫を、
 経営者自身が定期的に確認する。

3.透明性の高いルール化
 「記録を残す」
 「任せきりにしない」
 といったルールを
 社内に浸透させる。

さらに、日常的な盲点として
見逃しがちな小額出金や
経費の積み重ねがあります。

「少額だから大丈夫」と
放置しているうちに、
これが積もり積もって
大きな損失なんていうことにも…。

加えて、もう一つ
見逃されがちなのが、
業務を一任している
担当者に対する「過信」です。

「長年勤めているから大丈夫」
「あの人だけは信頼できる」
という思い込みが、
チェック体制の不備につながり、
不正を見抜く目を
曇らせてしまうことがあります。

皆様の会社では
問題ないとは思いますが、
油断は禁物です。

一度“仕組みの点検”を
されてみてはいかがでしょうか。
「取り越し苦労」
に越したことはありません。

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△冒頭からの続き△

営業距離の長さ
第1位:大阪モノレール本線
第2位:東京モノレール羽田空港線
第3位:沖縄都市モノレール線

全て跨座式モノレールで同じですが、
どの路線も端の駅が
空港駅になっています。

沖縄都市モノレール線は延伸で
第3位になりましたが、
多摩都市モノレール線が伸びると、
再び第3位以内に入ることで、
上の共通点がなくなります。

最後までお読みくださいまして、
有難うございました。

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