• 『人材難時代の福利厚生ポイント』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号652号)

『人材難時代の福利厚生ポイント』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号652号)

2025年10月22日

メルマガの一部を公開しています。

—————————— 2025/10/22 ———

 ヒューマンネットワーク
 メールマガジン 652号

 日本全国 13,100人の経営者へ配信中!

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秋も深まり、木々の色づきが
待ち遠しい季節となりました。
なかでも黄金色に輝くイチョウは
秋を象徴する存在です。


東京には名所が多くありますが、
浅草には樹齢800年以上といわれる
「特別なイチョウ」が
あることをご存じでしょうか。


▽続きは最後に▽

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■ 人材難時代の福利厚生ポイント ■


少子高齢化と働き手の流動化が進む中、
優秀な人材の確保は
企業の成長に直結する
重要課題といえるでしょう。


もちろん、経営者の皆様にとって、
これは今さら言われなくても
十分ご認識のことかと思います。


一方で、給与だけで他社と競争することが
難しい現状において、
福利厚生の充実は、
採用力・定着力の差別化要素として、
改めて見直す価値があります。


中でも、育児や介護と
仕事の両立を支える制度は、
社員の安心感を高めるだけでなく、
応募者にとっても魅力的な
ポイントとなります。


では、どのように制度を整えると
効果的なのでしょうか。



制度整備の具体ステップ


1.現状の課題を把握する
 
 社員アンケートや面談で、
 育児・介護の両立に関する悩みや
 ニーズを把握しましょう。
 離職理由や休職の実態を確認することで、
 優先度の高い支援が見えてきます。


2.制度の優先順位を決める
 
 社員ニーズが高い制度から導入します。
 例えば、時短勤務や在宅勤務、
 休暇制度などです。
 コストや運用面も考慮し、
 無理なく始められる範囲から整備します。


3.具体的な支援策を検討する

 ・育児支援:時短勤務、フレックスタイム、
       育児休業取得の促進、
       復職支援、保育料補助

 ・介護支援:介護休暇、短時間勤務、
       在宅勤務活用、
       介護サービス・相談窓口の紹介


4.運用ルールを明確化する
 
 利用条件や申請手続き、
 承認フローを文書化し、
 社員に周知します。
 制度が「使いやすい」ことが重要です。


5.管理者の理解と協力を得る

 部署マネージャーが趣旨を理解し
 柔軟に対応できる体制を整えましょう。
 職場の負担が特定の社員に集中しない
 仕組み作りも重要です。


6.専門家に相談しながら進める

 制度設計や運用に迷った場合は、
 社労士や福利厚生コンサルタントなどの
 専門家に相談することで、
 法的リスクや運用の落とし穴を
 回避しやすくなります。
 外部の知見を活用することで、
 より実効性の高い制度を
 整えることができます。


7.効果測定と改善

 制度利用率、離職率、
 社員満足度を定期的にチェックし、
 フィードバックを基に改善を続けます。


これはほんの一例ですが、
こうした取り組みを実施することで、
社員の安心感が高まり、
離職の抑制や採用力向上につながります。


特に、育児・介護支援を
充実させた企業では、
応募者数や定着率の改善が
報告されており、
実績としても効果が確認されています。


なお、健康面のサポートも
さりげなく整えておくと、
社員の安心度はさらに高まります。


福利厚生としてのがん保険について
記したブログ記事もございますので、
参考までにご一読いただければ幸いです。


福利厚生としてのがん保険

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△冒頭からの続き△


浅草寺の東側に立つイチョウは、
源頼朝が戦勝祈願の際に
植えたものと伝えられています。


昭和20年の東京大空襲で、
幹の一部が焼けながらも生き残り、
今もたくましく根を張っています。


大きな試練を乗り越え、
神木として慕われるその姿は、
変化の時代を生きる私たちに
「揺るがぬ強さ」を
語りかけているように映ります。


最後までお読みくださいまして、
有難うございました。

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