その後継者で大丈夫?ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号696号)

2026年09月09日

メルマガの一部を公開しています。

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 ヒューマンネットワーク メールマガジン
 2007年創刊|第696号

 全国 13,118人の経営者へお届けしています

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◆ 今号のひとこと

為せば成る
為さねば成らぬ何事も
成らぬは人のなさぬなりけり


9月9日は、江戸時代屈指の名君
上杉鷹山の生誕日です。


様々な改革で
米沢藩を立て直した鷹山。


実は35歳という若さで
家督を譲っていますが、
その際の行動は、
現代の事業承継にも通じます。


▽ 続きは最後に ▽

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■ その後継者で大丈夫?


「後継者は、この人に決めた」
そう考えて事業承継の準備を進めていても、
数年後、状況が変わることは、
決して珍しくありません。


例えば、後継者候補として考えていた人に
実際に経営を任せてみたところ、
どうも期待していたような結果が出ない。


マネージャーとしては優秀でも、
経営者として会社全体を背負う立場になると、
適性が違うことがわかった。


「やはり、別の人を後継者にしたい」
そう考えることもあるでしょう。
社長自身の考えが変わらなくても、
周囲の環境が変化することもあります。


社長の死後、
少数株式を持つ同族外の後継社長が
経営を引き継いだものの、
大株主である創業家との間で
経営方針をめぐって対立する。


いわゆる「お家騒動」に
発展するケースもあります。


また、事業環境が変わり、
これまでの主力事業とは異なる分野へ
進出しなければならなくなることもあります。


そうなれば、
これまで理想と考えていた
後継者像そのものが
変わるかもしれません。


さらに、税制や法律が変われば、
以前は最善と思われた承継方法が、
最善ではなくなる可能性もあります。


つまり、事業承継には、
常に「予定が変わる可能性」があるのです。


ところが、
「後継者はこの人」
「株式はこの方法で移す」
「将来はこの形にする」


と、一つの将来像だけを前提に
ガチガチに固めてしまうと、
状況が変わったときに
身動きが取れなくなってしまいます。


もちろん、将来起こることを
すべて予測することなどできません。
だからこそ重要なのが、


「後戻りできるか」
「途中で変更できるか」
という視点です。


一度決めたら、もう変えられない。


そんな考え方ではなく、
状況が変われば見直せる。
必要なら別の選択肢へ切り替えられる。


決めながらも、変えられる事業承継
それが、オーナー企業の
事業承継を考えるうえで、
大切なポイントではないでしょうか。


父との対立、仕事のない会社、
そして会社存続の危機。


次々と起こる想定外の事態に、
経営者としてどのような決断を下したのか。


創業者の父から会社を引き継ぎ、
「価値ゼロ」と言われた会社を、
わずか10年で100億円規模の企業へと
成長させた平美都江氏を講師に迎え、
講演会を開催します。


人材採用や組織づくり、
相続・事業承継など、
これからの経営に役立つ
実体験をお話しいただきます。


9月17日 特別講演会の詳細

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△冒頭からの続き△

鷹山は家督を譲る際、
次期藩主に
「伝国の辞」を残しました。


そこに記されているのは、
国や人民を私物化してはならない、
君主はそのために存在する
という心得です。


トップとして、
大切にしてきた考えを、
いかに次世代へ引き継いでいくか。


事業承継というと、
とかく、株式や財産に
目が向きがちです。


一方で、経営に対する考え方や
判断の軸を伝えることも、
大切な「承継」ではないでしょうか。


最後までお読みくださいまして、
有難うございました。

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