• 『資産家が利用する暦年贈与の裏ワザとは』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号389号)

『資産家が利用する暦年贈与の裏ワザとは』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号389号)

2020年06月10日

 メルマガの一部を公開しています。
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  ヒューマンネットワーク・メールマガジン 389号

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 ■ 経営に役立つ書籍より 
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 □■ 財を「残す」技術13 ■□
 
 ※弊社代表 齋藤伸市の著書
 『財を「残す」技術』(幻冬舎刊)
 より抜粋して掲載します。
 
 
 ■ 資産家が利用する暦年贈与の裏ワザとは ■
 
 暦年贈与は、贈与税を抑えながら
 資産移転をするとても効果的な方法ですが、
 時間がかかるのが難点です。
 そこで貸付金と暦年贈与を使って
 資産移転をする方法を紹介します。
 
 たとえば、子どもが親から
 贈与を受けた資金で
 投資用の不動産を購入するとします。
 
 物件価格が2000万円であれば、
 親から子どもに購入資金の
 2000万円を貸し付けます。
 
 子どもは家賃収入から毎年、
 親に返済をしていきますが、
 ある程度返済した時点で、
 債務免除に切り替えます。
 
 暦年贈与の基礎控除である
 110万円分を使い、毎年、
 貸付金の債務を免除していくのです。
 
 仮に200万円を返済した時点で
 債務免除に切り替えると、
 貸付金の残高は1800万円です。
 1800万円÷110万円となり
 約17年間で債務免除が
 完了することになります。
 
 最初から債務免除にすればよい
 と考えるかもしれませんが、
 子どもがまったく返済をしないまま
 債務免除にしてしまうと、
 税務署に否認される可能性があります。
 
 一定期間は返済してから
 債務免除に切り替えた方が
 否認されるリスクは減ります。
 
 すでに親が投資用不動産を
 所有している場合には、
 暦年贈与でその不動産を
 贈与することもできます。
 
 毎年110万円ずつ贈与すれば
 贈与税はかかりませんが、
 不動産の名義を110万円分ずつ、
 子どもに移転しなければなりません。
 
 手間も費用もかかりますから、
 少しまとまった金額で
 贈与をしていくといいでしょう。
 
 贈与金額は相続税評価額
 で計算しますから、
 現金を贈与するよりも
 評価額は大幅に下がります。

 
 
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