『認知症になった場合の備え』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号538号)

2023年07月05日

メルマガの一部を公開しています。
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 ヒューマンネットワーク
 メールマガジン 538号

 日本全国 13,269人の経営者へ配信中!

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今週の金曜日、7月7日は七夕です。
息子が通う保育園では
七夕集会があるそうで、
笹に吊るす短冊に
願いごとを書きました。

ところで短冊の色には
青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の
5色がよく使われます。
どうしてこの5色なのかご存知ですか。

▽続きは最後に▽

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■ 経営に役立つ書籍より ■

※弊社代表が、小林進税理士と島崎敦史税理士と
 共著の書籍が6月上旬に刊行されました。
 内容の一部を抜粋し、先立ってご紹介します。

「オーナー経営者の税金とファイナンシャルプラン」

『認知症になった場合の備え』

認知症は決して他人事ではなく、
経営者とっても危険な病気です。

認知症と診断された場合、
意思能力の欠如から
契約行為が行えず、
自社株承継が
できなくなってしまいます。

また、先代が過半数以上の
株式を持っている場合には、
株主総会を開催して
何らかの決め事を
決議することが難しくなります。

1.オーナー経営者が認知症になったらどうなる?

(1)契約行為ができなくなり、新規の取引が行えない
(2)金融機関からの借り入れができない
(3)事業承継・相続対策が行えない

特に(3)事業承継・相続対策では
下記のような対策がしにくくなります。
・ 後継者への株式の譲渡
・ 自社株評価の引き下げ対策
・ 暦年贈与
・ 自宅や個人資産の売却  など

2.一般的な対策例

(1)成年後見人制度 ≪法定後見制度・任意後見制度≫
(2)信託
(3)種類株式、属人的株式
(4)介護・認知症保険

上記の他にも様々な対策があり、
また、会社や家族の状況に応じて
最適な解決方法も異なります。

弁護士など士業の方でも、
慣れていない人が
プランニングした場合は、
思惑通りの効果が得られない
可能性もあるため注意が必要です。

<ポイント整理>
認知症は誰もがなる可能性があります。
認知症になると自分の計画通りに
ならない可能性があります。

まずは、ご自身がどうしたいか
という設計図を描くことが重要です。

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◎【無料】出版記念特別セミナー
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「オーナー経営者の税金とファイナンシャルプラン」
出版を記念して、
7/21(金)に特別セミナーを開催します。

オンライン若しくは、
直接会場でご参加が可能です。
詳細・お申し込みはこちら


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△冒頭からの続き△

古代中国の自然哲学である「五行」や、
儒教の思想である「五徳(五常)」に
なぞらえているようです。

「五行」とは、
自然界にある「木・火・土・金・水」
のことをいいます。

それぞれ対応する色が当てられ、
色は同時に方角も示しており、
全方角を魔から守るという意味があるそうです。

「五徳(五常)」とは、
儒教が説く5つの徳
「仁・礼・信・義・智」のことを指します。

・青(緑)=仁:徳を積む、人間力を高める
・赤=礼:先祖や父母・師匠などへの恩
・黄色=信:縁ある人々からの信頼
・白=義:自らを律し、義務や決まりを守る
・黒(紫)=智:思いやりの心から生まれる知恵


冊に願い事を書く機会がありましたら、

色の意味を踏まえて、
自分に相応しい色を
選んでみてはいかがでしょうか。

最後までお読みくださいまして、
有難うございました。

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