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2025年11月19日
メルマガの一部を公開しています。
—————————— 2025/11/19 ———
ヒューマンネットワーク
メールマガジン 656号
日本全国 13,101人の経営者へ配信中!
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野球好きな方は、
ご存じだと思いますが、
ピッチクロックとは、
投手が投球動作を始めるまでの
時間を制限する
ルールのことです。
メジャーリーグでは、
2023年から導入され、
投手は走者なしで15秒以内、
走者ありでは20秒以内に
投げなければなりません。
では、なぜこのようなルールが
取り入れられたのでしょうか。
▽続きは最後に▽
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■ AIの「本当の転換点」を掴めていますか? ■
昨今、メディアやSNSで
「AIは現代の産業革命だ」
と語られています。
皆様は、この言い回しの「意味」を
どの程度、腹落ちさせていますか?
単なる“流行り言葉”として
片づけてしまうと、
“本当に変わる箇所”を
見誤りかねません。
既に認識されていると存じますが、
経営者が押さえておくべき本質は
「変わるのは、肉体労働ではなく
“頭脳労働”である」
という点です。
ただ、認識しているだけでは、
経営判断の速度や精度が
変わるわけではありません。
ここで必要なことは、
AIを前提に業務の進め方を再設計し、
実際に使いこなすことです。
18~19世紀の産業革命は、
蒸気機関の登場が
きっかけでした。
蒸気機関は、手作業の限界を突破し、
大量生産と輸送の革命を起こし、
結果として“人の手足の生産性”を
桁外れに押し上げました。
工場を見れば、
変化が「目に見えた」のです。
一方、今回のAI革命は、
ChatGPTなどの“モデル”
(=大量のデータから学習したAIそのもの)と、
データの組み合わせが主役です。
置き換えられるのは、
手足ではなく
「判断」「分析」「設計」「提案」
といった、頭脳の領域です。
つまり今回の革命は、
“人の頭の生産性”を
突破しにきています。
経営者の中には
「文章作成にAIを使い始めているから、
うちはもう“活用できている”」
と考えている方も少なくありません。
しかし、現状では、
AIを本格的に活用する第一歩には
まだ踏み出せていない可能性があります。
もしAIが「考える下準備」
「判断の根拠作り」
「候補案の提示」にまで
届いていないのであれば、
経営者は、早めに
“次のステージ”を意識すべきです。
今のままではAIを
“便利な文房具”として
扱っているに過ぎず、
競合はその間に
「意思決定の速度」を
大きく変えています。
前回の産業革命では、
「工場の風景が変わる」ことで
変化を直感できました。
しかし今回は、
「書類作成」
「資料整理」
「分析」
「提案準備」といった
日常の知的作業が、
AIによって静かに、
そして高速で
置き換わっていきます。
さらに、
「判断に至る前の
“思考のシミュレーション”」
そのものも、
AIに先に走らせておくことが
可能になっています。
目に見えない変化だからこそ、
“自社が遅れている”
という事実にも
気づきづらいのです。
そして置き換わる速度は、
前回の産業革命よりも桁違いに速い。
「いずれAI活用もやるつもり」
との感覚で後回しにした瞬間、
競争優位は失われます。
経営において、
「情報を持っていること」より
「判断が速いこと」が
価値になる時代が
すでに始まっています。
情報そのものが武器だった時代から、
“意思決定の速度”が武器の時代へと、
軸が移り始めています。
まず、皆様の会社では、
どの業務で
「人の判断や下準備の時間」が
最もかかっていますか?
もし、新しい可能性を
試す余地があるなら、
その1つを特定し、
“AIを前提にした進め方”に
置き換えみたらいかがでしょうか。
それだけで、いつもの業務とは異なる
感触が得られるはずです。
そして、その小さな変化が、
今後の企業の“展開の幅”を
左右する可能性を秘めています。
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△冒頭からの続き△
野球人気の低下を背景に、
試合時間の長さや
テンポの悪さを改善し、
ファン離れを防ぐために
導入されたのがピッチクロックです。
従来は「間」を楽しむ競技でしたが、
現代の観客の集中力の変化に合わせ
スピード感を再設計したのです。
伝統を壊すのではなく、
野球を未来へつなぐ工夫…。
テンポよく進む試合の中でも、
一球一球に込められた
駆け引き・緊張感は、
今も変わりません。
最後までお読みくださいまして、
有難うございました。
—————————————————-
発行:ヒューマンネットワークグループ
ヒューマンネットワーク株式会社
[本社] 〒100-0004
東京都千代田区大手町1-5-1
大手町ファーストスクエアウエストタワー20階
電話:03-6212-5858 FAX:03-6212-5252


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