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2015年09月01日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは、経営者プランナーの有田です。
本日は当社の創立記念日です。
1999年9月2日に創業しました。
おかげさまで丸16年となりました!
9月は私にとって縁深く、保険業界に入ったのが9月、
最初に努めた会社の創立記念も9月、そして当社が創立したのも9月です。
保険業界歴が26年となりました!
今日は、以前お会いした、2つの対象的な会社の社長の事例をお話ししたいと思います。
☑2人の社長の事例
その社長の会社は、どちらの会社も売上が6億円ぐらいの会社で
建築関係のA社長とB社長でした。
同時に会ったわけではありませんが、対照的でしたので記憶に残っています。
それぞれの社長に、
"最近の会社の業績はどうですか?" とお聞きしました。
A社長は、
"売上は下がったが利益は上がっているんだよ" といいました。
もう一人のB社長は、
"売上が上がったのに利益が出ないんだよ" と反対の事をいいました。
A社長に
"なぜ売上が下がったのに利益が上がったのですか?" と聞いたら、
"外注費を下げてコントロールした" との事でした。
社員の方以外に、下職人さんがたくさんいます。
忙しいときはたくさんの下職人さんを使いますが、
売上が下がったときは減らすことができるのです。
つまり、外注に任せられるところは外注に任せて、
うまく利益をコントロールしていたことになります。
B社長に
"なぜ売上があがったのに利益が出なかったのですか" と聞いたところ、
"ミスが多かった。売上を上げるために仕事を取って来たまでは良かったが、
仕入れの計算が悪くて高く材料を買ってしまった事や、
急に単月で仕事が増えたためにうまくまわせず、
ミスが多く発生し、利益の出ない仕事になってしまった" との事でした。
この会社も外注の方はたくさんいたと思いますが、
社内の会計と外注の方の指揮がうまくまわせず、問題があったのかもしれません。
A社長の会社は、2年毎に海外に社員旅行に行っていて、今年も行かれたそうです。
☑売上重視は危険
売上を上げることに注目しすぎて、
利益が出なくなってしまっては本末転倒です。
利益が今は出なくても、
将来、利益が出るのがわかって計画的に進めているのであればよいのですが、
ただ売上を上げるために、自社の力量以上の仕事を入れすぎてしまっては、
当然ミスも発生し、効率は悪くなります。
将来発生する問題を予想して、対策をすぐ打っておくことや、
まかせられるところは外注にまかせるということ、
その指揮系統の人数配分、利益配分が大切なこと、
また、利益を出し続け会社を存続させていく事は大変なことだと、2人の社長から教わりました。
☑おわりに
B社長もその後、すぐに数字に強い会計の人をいれたり、
現場をまわせる中堅社員を増やしたり、積極的に手を打たれています。
利益を出せれば次の新しい事業に投資することができますし、
社長の退職金準備にも使えますし、借金を返済していくということもできるでしょう。
私達は常々、生命保険を活用して、
「大切な利益」をいざという時に役立てるお手伝いをさせていただいておりますが、
本業面でも何かお役に立てないかと考えます。
場合によっては、私達がお付き合いしているお客様や
提携先の税理士、公認会計士、社労士、経営コンサルタント等などの専門家を
ご紹介させていいただく事もできます。
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お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。