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2015年09月16日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
経営者保険プランナーの有田です。
先日、女優の加藤あいさんが米国で子どもを出産されたという記事をみました。
日本で住んで育てる場合、国籍はどうなるかというと、
20歳まで日本と米国の2重国籍になります。
20歳で成人したときに国籍をどちらか選べます。
生命保険の加入の件で相談を受けたことがあるので調べてみたら、
日本の生命保険に20歳まで加入が出来ない保険会社もありました。
ちょっとびっくりですね。
さて、親族である2代目社長に交代したら、会社がうまくいかなくなった、
というよう事には誰でもなりたくありません。
うまくいっている会社の傾向を私なりに感じた事をまとめてみました。
①強固な売上の基盤が残っている
特殊な技術や継続的売上があがるしくみなどをもっており、
創業社長が引退しても売上の基盤が残っているので、2代目社長も引継ぎやすくなります。
②大きな借金を退職前にしない
退職金準備を引退前から生命保険などで計画的に準備していて、
退職金を支払うために新たな借金をして2代目社長に負担を掛ける、ということはありません。
③2代目社長の気持ちが固まっていて創業社長のさりげない支援がある
早くから社長業を引き継ぐ事を後継者が認識しており、
創業者も引継ぎ後もある程度、相談役や顧問としてたまに会社にきています。
微妙なところですが、引継ぎ後、2代目社長に口出ししすぎても、
まったく口を出さなくなるのも良くない気がします。
④まわりが2代目社長の事に納得している
社員も創業社長の親族が後継者であることに納得しています。
たまに2代目社長が創業社長の古参幹部とうまくいかない事もあるので、
どこかで問題を解決しておく必要があります。
⑤自社株を後継者に集中させる
自社株が複数人に分散していて後継者に集中させることが難しい場合があります。
しかし、ここを避けては、
後々、大きな問題に発展してくる可能性がかなり高いので必ず集中させましょう。
過半数以上の株を掌握してなかったために、退任に追い込まれた社長もいます。
割と当たり前の事かもしれませんが、皆さんの会社ではどうでしょうか。
創業者の方は準備が進んでいるでしょうか。
2代目社長になる方も心の準備などいかがでしょうか。
できていない場合、どれもすぐに解決できる問題ではなく、
代変わりするまでにひとつずつ、時間をかけて解決をしていくものや、
計画的に行う必要があるものばかりです。
ひとつでも解決できれば、
より2代目社長はスムーズに経営に打ち込むことができるはずです。
中長期的な事も視野に入れて、まったく手をつけていないのであれば、
そろそろ検討してみてはいかがでしょうか。
得てして自分の頭だけで考えていると、
問題が堂々めぐりして解決できない場合があります。
ヒューマンネットワークグループでは会社の問題に対して、
解決に協力する社内外のスタッフがおりますので、
当社グループの社員が訪問した際にはお気軽にご相談下さい。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。