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2015年10月26日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは、経営者保険プランナーの伊藤です。
今年も、プロ野球は日本シリーズを迎え、
東京ヤクルトスワローズと福岡ソフトバンクホークスとの頂上決戦となりました。
また、この時期は、引退する選手も多くいます。
今年は、私が憧れていた選手が続々と引退していくため、寂しいです。
今度は指導者などで活躍してくれることを期待したいと思います。
さて、本日は決算が近づいてきたときに役立つ、
現金支出が伴わない節税方法について、ご紹介したいと思います。
☑現金支出が伴わない節税
一般的に、現金支出が伴わない節税としては、
回収不能の売掛金を貸倒処理する、
値下がりしている有価証券や不動産を売却し、含み損を実現させる、
不良在庫を処分するなどが代表的です。
一方、生命保険に加入した場合、
保険料の一部、または全部が損金となりますが、
保険料の支払いとして、現金支出が伴います。
そこで、1回目の保険料を負担せず、
損金をつくる方法をご紹介したいと思います。
☑保険料ローンの仕組みと特徴
保険料ローンは、生命保険を担保に、資金調達をすることができます。
この制度を活用すると、保険料の立替え払い(ローン)をすることで、
期末に年払保険料を損金計上しながら、支払いは12回分割で行うことができます。
結果として、期末の利益を圧縮できるため、法人税の軽減が可能となります。
例えば、今期3,000万円の利益がでている場合、
税率が40%であれば、法人税は1,200万円となります。
保険料ローンを活用し、仮に1,000万円の損金をつくることができれば、
法人税は800万円の税負担となります。
決算時に手元資金がなかった場合でも、
法人税の負担を400万円軽減することができます。
☑おわりに
この制度を利用するには、事前審査が必要となり、
金融機関によって、金利や手続き等が異なります。
また、保険会社や保険種類によっても異なる場合があるので、
決算対策をご検討の方は、ぜひお問い合わせ下さい。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。