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2016年10月26日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
経営者保険プランナーの肥後です。
今年2月にマイナス金利が導入されてから早8カ月が経過しました。
思ったような経済効果がでていないという意見も多い中、
皆様にとっても実際にいくつかの影響がでているのではないでしょうか?
プラスの影響としては、
低金利で借り入れができるため、積極的な投資ができる、
住宅ローンを低利に借り換え出来る、などがあると思います。
マイナスの影響としては、
銀行や生命保険会社の利率の低下があげられます。
銀行も、個人から金利をとるまでにはなっていませんが、
ソニー銀行のコンビニATM利用実態調査レポートによると、
個人がATMで負担する年間の手数料合計は平均で約3000円。
5000円以上使う人も全体の2割いるとのことです。
現在の大手銀行の普通預金金利が年0.001%ですので、
仮に1000万円を1年間預けても利息はたったの100円。
つまり利息の数十倍の手数料を実際には払っており、
実質マイナス金利といえるでしょう。
生命保険においては、
すでにご加入されているご契約の予定利率は
約束された数値ですので、
保険会社が倒産しない限り途中で引き下げられることはありません。
ただし、一時払終身保険、年金保険といった貯蓄性の高い商品は
販売停止や新規ご契約の予定利率の引き下げを検討する
生命保険会社が多くなってきています。
さらに、この年末にかけて、
法人が加入する「逓増定期保険」など、
高返戻率商品を中心に販売停止する動きがでてきております。
この流れは来年の春に向けてさらに加速していくものと思われます。
一方、現在高収益をあげている企業経営者が、
将来の不測の事態やオリンピック以降の景気の悪化に備えて
今の利益を繰り延べておきたいというニーズは
以前にもまして高まっていると感じます。
弊社は20社の生命保険会社の商品のなかから、
自社に最も適した組み合わせをアドバイスさせていただいております。
あわせて各保険会社の販売動向についても
お話させていただいております。
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お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。