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2017年05月22日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
経営者保険プランナーの有田です。
私は推理物の映画やドラマ、小説が好きです。
最近では、湊かなえさん原作、藤原竜也さん主演の推理ドラマ『リバース』を
毎週の楽しみにしています。
中小企業庁が昨年12月に発表した
『事業承継ガイドラインについて』によりますと、
直近10年で法人経営者の親族内承継の割合が急減し、
従業員や社外の第三者といった親族外承継が6割超に達しているそうです。
経営者の平均引退年齢は、
小規模事業者で70.5歳、中規模企業で67.7歳と高齢化しており、
経営者の年齢が上がるほど、
投資意欲の低下やリスクを回避する傾向があります。
また60歳以上の経営者のうち、50%超が廃業を予定しています。
そして廃業予定であっても3割の経営者が、
同業他社よりも良い業績を上げていると回答し、
今後10年間の将来性についても
4割の経営者が少なくとも現状維持は可能と回答しています。
もし、そのような経営者が事業承継を選択しない場合、
上記のような優良企業もそのまま廃業するリスクが高く、
そのことにより、雇用や技術、ノウハウが失われてしまいます。
それは社会的にも大きな損失といえると思うのです。
しかしながら、資産1億以上の経営者でも
過半数の企業が事業承継の準備をしていないのが現状です。
その大きな要因としては、
後継者が不在ということも大きな要因で
親族に経営者の素質のある者がいない、
従業員に引き継ごうとしても株を買い取るお金がない、
などの理由があります。
親族内承継、従業員に承継ができない場合、
廃業を考える前にもうひとつの事業承継として
M&Aを検討されてみてはいかがでしょうか。
昔は敵対的買収などマイナスのイメージもありましたが、
近年は中小企業でも事業承継のひとつの手段としてM&Aをし、
実際にハッピーリタイアを迎えた経営者の方が増えています。
当社のお客様も例外でなく、ここ数年、少しずつ増えていきています。
ハードルはいくつかありますが、うまくいけば雇用も守られ、
多額の資金を得られることができるので
相続税の納税資金、老後の生活資金を確保し、
お子さんやお孫さんへの財産など残しやすくなります。
むしろ、高額となった自社株を保有したまま、
相続が発生してしまったら、苦労するのはそのご家族です。
私どもは、複数のM&A業者さんと提携させていただいており、
後継者不在、廃業などでお悩みの経営者様のご相談を
中立な立場でお伺いしております。
また、ヒューマンネットワークグループでは
定期的にM&Aセミナーも行っておりますので、
「まずはセミナーに参加してみたい」という方は
下記のURLからお申込み下さい。
《受付を終了いたしました》
≪M&Aセミナー≫
・開催日時:6月22日(木)14:00~16:00
・テーマ :『実は増えている!もう一つの事業承継M&Aという選択肢』
・講師 :第一部 株式会社ストライク 代表取締役 荒井邦彦氏
:第二部 東京会計パートナーズ 代表社員 島﨑淳史
(ヒューマンネットワークグループ)
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