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2017年11月30日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは。 アシスタントの菊地です。
とある外資の保険会社は、
日本に来た時「白いマスクをしている日本人たち」に目をつけ
医療保険を持ち込んだところヒットした。と耳にしたことがあります。
他国に比べて衛生と健康への意識が高い日本人にとって
医療保険は需要のある保険の一つといわれております。
今日は、医療保険の特約の中で人気の高い『先進医療特約』の対象となる
先進医療について調べてみました。
先進医療とは、厚生労働大臣が定めた医療技術・実施医療機関等によって実施される
最先端の医療とされ、一定の安全性や効果を国が認定している
高度な医療技術を用いた治療となります。
文字通り先を進む医療技術なので、かつては治らなかった病気に効果が出たり、
患者さんの体への負担を少なく治療できるようになりました。
しかし、先進医療にかかわる費用は全額自己負担となります。
また、先進医療技術を実施している医療機関は限られております。
そのため、通院しながら先進医療を受ける場合
患者さんのお住まいによっては時間とお金をかけて通院する事になります。
放射線治療は近年手術に代わって、ガンを根治させるための治療に用いられることが
多くなってきました。
その最先端といえる放射線治療が重粒子線や陽子線を使った粒子線治療です。
重粒子線は、細胞の破壊力陽子線や従来の放射線の2倍から3倍といわれております。
従来の放射線であれば、平均30~40回の照射回数が必要ですが
重粒子線治療の場合平均12回です。(ガンの種類や場所、進行度により異なります)
通常の放射線治療では治りにくいと言われる増殖の遅いガンや
内部に血液が行き渡らず低酸素になったガンにも効果があります。
ただし、この重粒子線治療ですが、
専用施設が必要のため実施できる医療機関が非常に限られます。
また費用については高額で、技術料で平均300万円弱と費用が掛かり
その他入院費用や検査費用等が加わります。
一方、陽子線治療は体の深いところへのガンにも対応でき
ガンのみに線量を集中させてピンポイントで照射することができます。
治療は1日1回、週3~5回、合計4~40回程度で完了するのが一般的です。
照射回数や期間は人それぞれで異なりますが、治療後すぐに動けるので日帰りが可能です。
『陽子線治療』の技術料は平均270万円といわれております。
ご紹介した通り、先進医療は『夢の治療』と呼ばれる程効果に期待ができ
患者さんの体への負担を少なく治療できる医療でもあります。
しかし「先進医療」を受けるには莫大なお金が掛かり
治療を受けるには少し躊躇してしまうのではないでしょうか?
そこでこのような先進医療を安心して受けられるように、医療保険やガン保険に
『先進医療保険特約』をつける方が増えてきております。
保険会社によっては先進医療治療1回の限度額や通算限度額が異なりますので
お気軽にご相談ください。
医療保険の加入を検討されている方。または既に加入してる方
今一度「先進医療特約」について考えてみてはいかがでしょうか?
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。