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2018年03月08日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
人事部の草薙です。
春の訪れとともに、弊社でも新卒採用がスタートします。
売り手市場といわれる中、毎年新人を迎えることが出来るのは本当にありがたいことです。
さて、この時期になると不思議と昔読んだ「小さな新聞記事」が思い出されます。
ある学生の入社した動機について書かれた記事ですが、なぜか忘れられません。
家計を助けるためにガソリンスタンドでバイトしている学生の話です。
作業用の車で給油にきていた会社の社員に
「おたくの会社は、新卒の採用はないのですか」と尋ねます。
後日、別の社員も同じ質問を受け、その話が会社の社長に伝わります。
気になった社長が別の社員に「どうして我社に入りたいのか」聞いてもらうと、
「どの社員の作業車も道具類がいつも整頓されている。
こんな先輩たちのいる会社で頑張りたい」という理由でした。
心動かされた社長は、急きょ求人手続を行い、さらに面接で親思いの優しい人柄を知り
即座に内定を出した。という小さな記事です。
この記事を読んだ後、弊社の採用について考えさせられました。
もしかしたら、どんな採用基準よりも「ヒューマンネットワークで働きたい」
そんな想いを持った学生を、何よりも優先すべきではないのか？
そんな基準で選んだ学生こそが会社を支える人材に育つのではないのか？
採用責任者として、自問自答させられた記事だから忘れられないのかも知れません。
そしてまた、「誰がどこを見て評価しているか分からない」と言うことに
改めて気付かされます。
お客様はもちろん、保険会社など全ての取引先に対する社員一人ひとりの何気ない言動で、
会社の質や信頼度が決まってしまうのだと思います。
さらに、会社として見習うべき点は、
学生の話を聞いた社員の声が、トップである社長に届けられたことです。
弊社もそんな風通しの良い会社であり続けたいと強く思います。
多くの学生を採用し、厳しい環境の中で勝ち上がった者だけが
生き残るような業界ではありますが、
ヒューマンネットワークの場合「弊社に合った人だけを採用し、
会社が責任を持って育てる」ことに重きを置いています。
それゆえ、営業として頼りない所はありますが、
皆様のお役に立ちたいという想いだけは強く持っています。
その熱心さが反ってご迷惑をお掛けするかも知れませんが、
全社員でフォローして参りますので、
今後とも末長くお付合い下さいますよう宜しくお願いいたします。
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