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2018年06月07日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは経営者保険プランナーの有田です。
ここ数年、全額損金の商品が発売されておりますが、
6月より法人向けの全額損金の外貨建て定期保険が発売されました。
商品の概要と活用事例について簡単にご紹介します。
全額損金限定のドル建て介護定期保険が新発売されました。
保障内容としては高齢化社会に対応した相応しい商品となっております。
特徴としては死亡保障に加え
① 公的介護保険制度に定める要介護状態2以上の状態に該当していると認定されたとき
② 認知症による要介護状態に該当し、その要介護状態が該当した日から含めて180日継続した時
③ 寝たきりによる要介護状態に該当しその該当した日からその日を含めて180日継続した時
④ 払済したときは払済介護終身保険になり上記の保障を一生涯確保に切り替える事も可能
契約可能年齢は25歳から66歳までとなっております。
ドル建てなので、円での保険金受け取り、保険料の入金、解約の時には
為替に左右されることもあり、活用するにあたり不安をもたれる方も
いらっしゃるかと思います。
しかし、ドルベースではありますが、
解約返戻率が高いという大きなメリットがあります。
定期保険は返戻率がある一定時期まで上昇し、
その後下がり、最終的に解約返戻金が0になるので
支払う保険料に対して損金性が認められています。
その返戻率のピーク時に退職金として受取れれば
非常に効果的だといえます。
この商品の場合、ドルベースで
50歳男性が加入した場合、8年~16年目まで返戻率が90%以上
60歳男性が加入した場合8年目~10年目まで返戻率が90%以上
50歳男性であれば60歳~65歳前後で退職、
60歳男性であれば70歳前後で退職金を受け取る計画であれば
ぴたりとはまります。
単に保険を解約して受取るだけでなく、
退職時に保険を退職金の一部として現物支給することもお勧めです。
払済介護終身保険にすれば死亡のみならず、
介護に関しても一生涯の保障を確保できます。
保険料ですが 100万ドルの保障の場合
50歳男性で 年払い42,825ドル(77歳満了)
60歳男性で 年払い88,082ドル(82歳満了)
なおそれでも為替リスクが気になるのであれば
ドル口座の開設がおすすめです。
受け取る時に円高であれば、
ドルのまま受け取り、円安になったときに円に換えておけば良いのです。
これまで外貨建て保険は終身保険、養老保険、年金保険が中心でした。
法人契約では損金性のない商品がほとんどでしたが、
損金性のある外貨建て保険はこれからより注目されるのではないでしょうか。
その他、為替手数料、諸費用等の細かい注意点がありますので、
ご加入をご検討の際は弊社プランナーまでご相談下さい。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。