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2019年05月21日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは。サポート部の吉田です。
健康診断を春に行うという会社は多いのではないでしょうか。
弊社でも毎年この時期に健康診断を行っているため、
少しでもいい結果になるよう1年で最も体調管理を意識した生活を送っています。
健康診断の目的は病気を早期発見し、
早期治療につなげることですが、
毎年受診していても病気にかかってしまうことはあります。
最近ではテレビなどでも
「先進医療」という言葉も耳にするようになりましたが、
イメージできない人の方が多いのではないでしょうか。
本ブログでも先進医療については何度か取り上げていますが、
今回は「先進医療」の給付金直接支払いサービスについて
ご紹介いたします。
先進医療とは、厚生労働大臣が定めた
医療技術・実施医療機関等によって実施される
最先端の医療とされ、
一定の安全性や効果を国が認定している高度な医療技術を用いた治療で、
実施できる医療機関が特定されています。
2019年4月1日現在、先進医療は94種類*となっています。
*厚生労働省ホームページ「先進医療の各技術の概要」に掲載
医療の種類や病院によって異なりますが、費用は高額になる場合があります。
また、先進医療にかかる費用は、
医療保険制度の対象とならないため、全額自己負担となります。
■1件あたりの先進医療費
陽子線治療 約272万円
重粒子線治療 約313万円
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 約66万円
*厚生労働省「第71回先進医療会議資料
平成30年度(平成29年7月1日~平成30年6月30日)実績報告」
このサービスは、先進医療の中でも特に技術料が高額となる
「陽子線治療」と「重粒子線治療」の技術料をお客様に代わり、
保険会社から医療機関に直接お支払するサービスで、
お客様の一時的な経済負担を軽減できます。
このサービスを利用するには、
先進医療特約にご加入され、
保険会社が指定する特定医療機関で受療される場合にご利用いただけます。
また、従来のご請求とは違い、
治療を受けられる前に保険会社への連絡が必要になるなど、
一定の条件がございます。
従来の先進医療給付金は「後払い」になっています。
しかし、前述にあるように先進医療を受けるとなると、
高額なもので300万円ほどのお金を先に支払わなければなりません。
金銭的余裕がある場合は問題ありませんが、
治療が長期化しているなどの理由で金銭的に治療を受けることが厳しい場合、
保険会社が直接医療機関に支払ってくれるとわかっていれば
安心して治療を受けられるのではないでしょうか。
先進医療直接支払いサービスは保険会社によってお支払条件が異なります。
全ての先進医療を対象としている保険会社もございますので、
ご関心のある方はお気軽にお問い合わせください。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。