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2019年09月10日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは。経営者保険プランナーの佐藤です。
皆様は、ご自身が三大疾病などの重い病気にかかり働けなくなった時の事を
お考えになったことはありますでしょうか。
漠然と病気になった際のリスクについて考えられている経営者の方はいらっしゃいますが、
一方で、「なるかわからない病気の為だけに保険料を払いたくない」、
「種類が多すぎてどれが良いのかわからない」
といった声もお聞きします。
そこで今回は三大疾病保障の考え方や選び方についてお話いたします。
よく耳にする三大疾病とは、
・がん(悪性新生物)
・脳血管疾患
・心疾患
のことを指します。
厚生労働省「平成29年 患者調査」によると、三大疾病の患者数はそれぞれ、
【がん:178.2万人】【脳血管疾患:111.5万人】【心疾患:173.2万人】
と、なっており総数約460万人にのぼります。
働き盛りである40歳代から受療率が増加傾向にあるのも大きな特徴と言えます。
日本人の死亡原因第一位である【がん】に関しては、
男女ともに約2人に1人が一生のうちに罹患しています。
三大疾病の治療には、長期にわたる入院を必要とするケースも少なくありません。
特に、脳血管疾患の平均在院日数は他の三大疾病に比べて長期化する傾向にあり、
医療の発達はあるものの、現役世代(20~64歳)で1か月以上入院する場合もございます。
加えて、介護や後遺症を伴うこともあり、
就労不能による法人・個人の収入減少のリスク等も考えなくてはなりません。
三大疾病を患った時に保障してくれる保険には様々なものがございます。
代表的な、
・三大疾病保障保険
・三大疾病保障特約
に加えて、
・三大疾病による保険料払込免除 等が挙げられます。
前者の2つは三大疾病により所定の状態になった際、
契約者に保険金が入るというオーソドックスなタイプです。
医療保険に三大疾病保障特約を付加されている方もいるのではないでしょうか。
そして、意外と知られていないのが「三大疾病による払込免除」です。
こちらは三大疾病により所定の状態になった際、以後の保険料支払いが無くなるという特約です。
あくまで「払込免除」の為、保障を検討される際には勘案されないことが多いのですが、
保険会社によっては払込免除事由の発生時、
一時に保険料の払い込みがあったものとして取り扱われるタイプもございます。
その場合、ご年齢や支払回数によっては解約返戻金が一気に高額となり、
支払った保険料に対して17倍の金額が返ってくるケースもございます。
主に終身保険の特約として付加することができるので、
積立をしながら一生涯の三大疾病保障を確保したい、という方にはお勧めかもしれません。
保険商品は多岐にわたり、その機能性も複雑です。
法人の状況や、社長のご年齢、現在加入している保険の内容によって、
ベストな選択肢は変わってきます。
弊社では、現在ご加入されている保険を年数ごとにシミュレーションした上で、
総合的なご提案をさせていただいております。
ご関心のある方は是非お気軽にご相談くださいませ。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。