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2020年07月30日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
経営者保険プランナーの草薙です。
自分の相続税は、納付したくとも自分で支払うことは出来ません。
しかし、生命保険なら代用することが出来るかも知れません。
ご存知のように、
生命保険には「法定相続人一人あたり500万円」の非課税枠があります。
この小さいように思える「非課税枠」ですが、
意外なほど大きい効果が期待できます。
奥様とお子様2人の一般的なケースで、配偶者の特例を活用した場合、
相続財産2億円なら相続税は1350万円になります。
生命保険の「非課税枠」を使えば、相続人3人なら1500万円まで税金は掛りません。
すなわち、1500万円の生命保険に加入するだけで、2億円の財産を守って
なお且つ少しお釣りが来ることになります。
相続財産が2億円のままなら、銀行預金から1500万円の一時払い保険に切替えるだけで
相続税の準備は完了です。
あるいは、1500万円の終身保険に加入して月々保険料を支払います。
このように、ご自分が元気なうちに支払う保険料が、相続税の生前納付となります。
すべてが保険でカバー出来るとは思いませんが、色々と難しい対策をするよりも、
保険の使い方一つで、ある程度は金銭面の不安を取り除く事が出来ると思います。
財産分けの問題は残りますが、先ずは相続税対策のスタートとして
「非課税枠」を確保することから始められてはいかがでしょうか。
現時点で相続税がどれ位になるのか?
「非課税枠」を超えてどの位保障があれば相続税を賄えるのか?
弊社のシミュレーションを使って試算していただきたいと思います。
誰でも簡単に相続税が算出できます。
また、ご家族に「まるまる残す方法」をクリックするだけで必要保障額が分かります。
相続税シミュレーションはこちら
保険は生前納付の役割以外にも、受取人を指定できる「遺言書」の役割を持ちます。
それも手数料が掛からず自由に変更することが出来ます。
少ない掛金で万一の時に大きな保障を得ることは勿論、契約者や被保険者、受取人の組合せで
有利な税制を利用することも出来ます。
当り前かもしれませんが、よく考えて見るとこのような金融商品は存在しません。
この機会に、今一度、生命保険についてお考え頂ければ幸いです。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。