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2021年01月26日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは。
サポート部の岡本です。
先日、近所の川辺で青色の鳥を見かけました。
青い鳥は「幸せの象徴」とも言われています。
今年が昨年よりも良い年となるように、祈るばかりです。
どちらも保険料の支払い方法のひとつであり、
「契約時に保険料を一括で保険会社に納める」という点では同じです。
しかし、
一時払は、保険料を「支払う」
全期前納は、保険料を「預ける」
という違いがあります。
また、生命保険料控除に着目すると、
一時払:契約初年度のみ
全期前納:保険料払込期間中、毎年行われる
という違いもあります。
一般的に、同じ保険種類の保険料の総負担額は、
一時払<全期前納<年払<半年払<月払
解約返戻金の返戻率に関しては、
月払<半年払<年払<全期前納<一時払
となっております。
保険料の負担額や解約返戻金の返戻率だけを比較をすると、
一時払がお得なように感じられます。
しかし、ご加入後すぐに被保険者様に万が一のことがあった場合や、
経営状況の変化により保険を解約しなくてはならなくなってしまった場合、
一時払がお得だとは言い切れなくなるのです。
全期前納には、契約応当日に到達していない保険料
(未経過保険料)が返還されるという仕組みがあります。
つまり、ご遺族や会社が受け取ることのできる金額は下記のようになります。
被保険者様に万が一のことがあった場合:保険金+未経過保険料
不測の事態等により早期解約を行った場合:解約返戻金+未経過保険料
一方、一時払には未経過保険料という概念はありません。
よって、ご契約後すぐに保険金の支払いが行われた場合は保険金のみ、
早期解約せざるを得ない状況になってしまった場合は解約返戻金のみが、
ご遺族や会社に支払われることとなります。
"一時払"も"全期前納"も、一長一短。
「こちらの払方の方がお得だ」と言い切ることはできません。
お客様の会社の現状や、ニーズに合わせて払方を選択し、
適切に活用することが大切です。
なお、保険種類によっては、
一時払、全期前納のどちらの払方も選択できない場合がございます。
ご不明な点等ございましたら、右上のボタンよりお気軽にお問い合わせください。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。