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2021年01月28日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは、経営者保険プランナーの鈴木です。
日々、経営者の方とお会いする機会が増え、
多くのことを学ばせていただいております。
今年は経営者様から学んだ情報などを、
多くの方に発信できるように頑張りたいと思います。
さて、経営者の方は生命保険に加入する際、
お身体の状態によって加入できないことは既にご存知かと思います。
そこで今回は、お客様の事例を踏まえて、
保険に加入する際に抑えておくべきポイントについて、ご紹介いたします。
昨年末にA社長から一本の電話を受けました。
「コロナの影響で銀行から法人で借り入れをしたので、
保障が足りないため提案をしてほしい」という依頼でした。
しかし、プラン選定を行う上で、このお客様には懸念点がありました。
実は、以前からA社長ご自身は何もないとおっしゃっていましたが、
健康診断書で指摘があるまま再検査を受けていない項目があったのです。
生命保険に加入する場合、お身体の状況を確認するため、
各保険会社の告知などで医務査定をクリアにしていなければいけません。
この医務査定でリスクとして判断されるのは持病や既往症だけではありません。
健康診断書の「再検査」の指摘もリスクの一つです。
保険会社が健康な人に比べてリスクがあると判断した場合、
条件が付く可能性もあり、最悪の場合には生命保険に加入できません。
※条件とは、お身体の状態により保険料の増額や保険金の削減を指します。
そこでA社長におススメしたのが複数社での事前診査です。
事前診査とは、申込の手続き前に医務査定のみを行う方法です。
一般的には健康診断書のコピーと告知書の提出で、
事前に加入できるか保険会社から回答を得ることができます。
※保険会社によって事前診査方法は異なりますが、ご注意ください。
結果、A社長は事前診査を行い4社中1社が、加入できないとわかりました。
A社長は決算の直前であわてることなく良かったと安心していました。
今回のケースでは、再検査を受けていなかった事例でしたが保険会社によっては、
要経過観察項目や何年も前の既往症をリスクととらえる会社もあります。
せっかく検討したのに加入できないということが無いよう、
複数社の事前診査をお勧めいたします。
また過去にご加入が難しいと言われた方でも、
各保険会社は医務査定の基準更新も行っています。
過去に健康診断書で指摘を受けたことがある、話を聞いてみたいという方は
ぜひ、右上のボタンよりお気軽にお問い合わせください。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。