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2022年01月25日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは。
営業サポート部の岡本です。
先日、「外貨建保険販売資格試験」を受けて参りました。
今回はこの「外貨建保険販売資格試験」についてお伝えします。
生命保険業界に約30年ぶりに新設された試験で、
「一般課程試験」「専門課程試験」に続いて受験可能な、
生命保険協会主催の業界共通試験です。
金融機関では2020年10月、
一般の生命保険代理店では2021年4月より順次受験が行われています。
本年、2022年4月1日よりライセンス化(外貨建保険販売資格者登録)が予定されており、
生命保険協会に登録のない募集人による外貨建保険の販売は、
ライセンス化以降認められません。
従来は「一般課程試験」に合格することで募集資格を得ることのできた外貨建保険。
ライセンス化の背景には、一体何があったのでしょうか。
外貨建保険の特徴として、円建て商品と比較して利回りが高いことや、
保険料が割安であること、且つ保障を確保しつつ資産運用が可能なこと、
資産運用において大切な要素である「リスク分散」が可能なこと等が挙げられます。
このような利点から外貨建保険の販売件数が増加すると共に、
外貨建保険のデメリットである為替リスクの説明を故意に怠る等、
お客様に不利益となる販売手法を取る代理店や募集人も増加しました。
結果として、外貨建保険へご加入いただいたお客様より、
不満足の表明が多く寄せられたという、悲しい背景があります。
本来、生命保険はお客様に万一のことがあった場合に備えるもの。
法人様であれば、退職金の積立や相続・事業承継に備えるもの。
保険を必要としている人、保険をかけるべき人に保障があることが本来の姿です。
外貨建保険の販売資格をライセンス化することにより、
募集人の「外貨建保険の販売に必要な業務知識の習得」や、
「コンプライアンス・リテラシーの向上」を図ることが可能です。
外貨建保険の持つ旨味だけでなくリスクを再認識すると共に、
お客様に安心して外貨建商品にご加入いただけるように努めることが、
代理店として、募集人として当然の姿なのではないでしょうか。
弊社では、顧客本位の業務運営を徹底追及することで、
経営者の人生に寄り添っていきたいと考えております。
そのために、
・お客様の会社の現状と保険契約の現状を伺い、
保障を最適な状態に保つことができるようアフターフォローを行う
・新商品発売時には保険会社担当者による研修の受講や商品概要の社内共有を適宜行う
等の取り組みを行っております。
ご不明点等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。