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がんについて企業全体で考える

※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。

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こんにちは。営業サポート部の影澤です。


1981年以降死因の第一位であるがん。

国民病ともいわれており、生涯のうちに2人に1人が罹患されると推計されております。


そんな中、厚生労働省では、がん検診の受診率向上を

企業と連携し進める企業サポートプロジェクト

「がん対策推進企業アクション」というものを始めています。



<目次>
・がん対策推進企業アクションとは
・企業が取り組むべき3つのがんアクション
・おわりに




がん対策推進企業アクションとは

日本は、人口比におけるがんの死亡割合が世界でも高く、

先進国の中で唯一がん罹患数が増え続けています。


医療の進歩によりがんに罹患しても治療を受けながら仕事を続ける方も増えており、

企業側で「がんと仕事の両立支援」に取り組むことが必要不可欠になりつつあります。


そこで、がん対策推進企業アクションでは、

がん検診受診率向上を企業連携で推進していくことで、がんと前向きに取り組み、

企業が率先して「がん検診受診」の大切さを呼びかけることにより、

受診率50%以上を目指しています。



企業が取り組むべき3つのがんアクション

(1) がん検診の受診を啓発すること

 企業が定期的に行っている健康診断にがん検診を取り入れることで、

 受診率の向上につながります。


(2) がんについて、会社全体で正しく知ること

 がんは早期発見が重要であること、治療しながらでも働き続けられること、

 高額療養費制度で治療費の負担が抑えられること、

 禁煙や飲酒量など気を付けることでリスクを下げられるなど、

 正しい知識をつけることが大切になってきます。


(3) がんになっても、働き続けられる環境を作ること

 がんになった際、治療をしながら仕事ができる取り組みとして、

 休暇制度や時短勤務などを整えることで、働き続けられる環境づくりを行います。



おわりに

気軽に検査ができるキットなども登場し、

がんを身近に感じるようになった方も多いと思います。

しかし、多くの方はがんを治すには開腹手術など、

身体的負担が重い治療しかないと思っている方もいらっしゃいます。


経営者ががんに対する正しい知識を持つことで、万一従業員やご自身が

がんに罹患した場合でも会社と従業員を守ることにつながります。


「がん対策推進企業アクション」に参画することで、

社会面ではCSR(企業の社会責任)を果たす企業として好イメージの確立など、

大きな効果が期待できるため、ぜひこのプロジェクトに参画し、

がんについて企業の制度を見直してみてはいかがでしょうか。








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