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2023年03月14日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは。経営者保険プランナーの青山です。
3月も半ばに入りだんだんと温かくなってきたのを感じます。
もう間もなく新入社員を迎える企業も多いのではないでしょうか。
新入社員を迎える経営者様とご面談をしていく中で
福利厚生のご相談を受ける機会が増えてきました。
今回のブログでは福利厚生で話題に上がることが多い
「養老保険での退職金積立」をご紹介致します。
養老保険は従業員の退職金制度を導入するにあたって活用する企業が多い生命保険です。
福利厚生を目的に活用する養老保険は、
保険期間中に従業員が亡くなった場合はご遺族が直接死亡保険金を受け取ることができ、
満期まで生存していれば企業が満期返戻金を受け取ることができる仕組みです。
その為、従業員・役員の退職金に充てる事ができます。
養老保険の契約形態は以下のようになります。
契約者:法人
被保険者:役員・従業員
死亡保険金の受取人:従業員のご遺族
満期保険金の受取人:法人
しかし原則としてその会社の役員・従業員の普遍的加入が必要になります。
一部の役職者や特定の従業員のみを対象とせず、全員が加入する必要があるという事です。
そうすることで福利厚生費として1/2を損金計上することが可能です。
養老保険には円建て以外にも外貨建てや変額保険といった投資性商品があります。
その為、運用をしながら退職金の積立をする企業も増えてきています。
(1) 外貨建て養老保険
外貨建ての養老保険は基本的には円建て保険と仕組みは一緒ですが、
保険料や受取る保険金・解約返戻金が外貨建てになっている保険です。
特徴として
・利率の高い商品が多く比較的保険料コストが低い
・満期返戻金も円建てに比べて高くなる傾向があるが為替変動のリスクがある
(2) 変額養老保険
変額保険は円建てや外貨建てとは違い保険会社が保険料を株式などの運用に回し、
その成果によって死亡保険金や解約返戻金が増減する保険です。
特徴として
・保障に対するコストが低く運用益を見込むことができる
・死亡保険金は契約時に最低保証されるが満期返戻金には減額のリスクがある
下記にそれぞれの特徴をまとめましたのでご参照くださいませ。
今回は養老保険を用いた退職金の準備方法をご紹介致しました。
各保険会社も様々なニーズに応える為、色々な保険商品を販売しております。
外貨や変額の養老保険についても保険会社によって特徴も変わってきます。
これからご検討される方や詳細をお聞きになりたい方がいらっしゃいましたら、
お気軽にご相談下さい。
また、弊社では最大24社の保険会社から、
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