最新の投稿
アーカイブ
2023年07月19日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは。マーケティング部の金子です。
オーナー企業の経営者にとって、事業の継承や相続は重要な問題です。
成功された経営者の頭を悩ませるのが自社株の相続ではないでしょうか?
今回のブログは自社株問題を解消するヒントをご紹介しています。
本来、自社株の評価(以下、株価)というのは
会社の実力を表す点数のようなものですから、高いほうが好ましいものです。
ところが、「事業承継」や「相続」の場面では、
株価が高いことは相続税や贈与税、
その他を含めた「承継コスト」の高騰要因となってしまいます。
また、自社株は会社の経営権でもあり、後継者以外に分散させることは、
今後の経営を考えると望ましくありません。
さらに中小企業の自社株は、上場している株式と異なり、
市場に流通しておらず換金性が乏しい側面があります。
このような特徴があるからこそ、
自社株問題が原因で事業承継・相続対策の方針を決めることが難しい
とよく相談をいただきます。
そして、これらを解決するために、
下記のような課題をクリアする必要があると考えます。
例えば、
・後継者となる相続人に集中して渡せることができるのか?
・会社を継がない子どもに対して、財産の分け方で不平等感を与えないか?
・相続税の納税資金はあるか? など
では、このような課題に対してどのような対策方針を考えるのか、
その設計に役立つ新しいツールを開発しました。
オーナー企業の経営者が相続に備えるためのツールとして、独
自のかんたん相続シミュレーションを開発しました。
これによって、相続における自社株問題に対して
どう対策するか方針を決めることができます。
シミュレーションなんてインターネットで検索すれば出てくる、
他と何が違うの?と思われた方は続けてお読みください。
このシミュレーションを活用して他の経営者が
どのように相続対策を行ったのか事例を個別に紹介しています。
シミュレーションを活用した事例を聞くことで、
相続における自社株問題を解決する重要なポイントを3つ知ることができます。
・時間の経過による法定相続割合と遺留分割合の変化
相続は時間の経過によって変化することがあります。
どういうことかというと、家族構成が変わることで、
財産を受ける人々の法定相続割合や遺留分割割合が変わるからです。
シミュレーションを使うことで瞬時に計算することができます。
・財産の分け方と相続税額の関係
相続税は、財産の分け方によっても変化します。
適切な財産の分け方を考慮することで、相続税額を最小限に抑えることができます。
・会社のお金で相続税を準備する方法
相続税は個人の資金で払うものと考えていらっしゃる方が多いですが、
経営者でしか活用できないある制度ご紹介しています。
税金面でもかなりお得な制度です。
単にシミュレーションを使ってくださいというわけではありません。
事例を聞くことで、現実的な相続の問題や解決策について、
具体的なイメージを持つことができます。
オーナー企業の経営者の皆様は、
相続に備えるために「かんたん相続シミュレーション」を活用した
事例紹介を活かしていただきたいと考えています。
実はこの内容で7月にセミナーを開催したところ、
参加された66%の方に個別に事例を紹介してほしい!とご希望いただきました。
本ブログを読んで詳しい内容が気になった方に、個別で事例紹介させていただきます。
オンラインにて30分程度でご案内できます。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。