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2023年11月28日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは。営業サポート部の高野です。
11月も終わりに近づき、間もなくクリスマスや冬季休暇など
楽しいイメージのある12月を迎えます。
同時にこの時期になると、年末調整を思い浮かべる方も多いかもしれません。
今回は、年末調整に欠かせない生命保険料控除制度についてお話します。
生命保険料控除制度は、1年間(1月1日~12月31日)に払い込んだ生命保険料のうち
一定の金額が保険料負担者の所得金額から差し引かれる制度のことをいいます。
この制度を利用することで課税対象の所得が低くなり、
所得税・住民税の負担を抑えることができます。
控除対象となる保険契約は、保険金受取人が契約者あるいは配偶者、
その他の親族(6親等以内の血族と3親等以内の姻族)であるもので
保障内容ごとに下記3つに分類されます。
(財形保険、保険期間が5年未満の貯蓄保険、団体信用生命保険などは対象外です)
控除額の計算方法はどの保険契約でも同様で、下記の通りとなります。
上図は新制度の説明となります。
旧制度、その他詳細につきましては下記ホームページを参照ください。
税金の負担が軽くなる「生命保険料控除」 公益財団法人生命保険文化センター
生命保険料控除制度を利用するのに欠かせないのが、
保険料を支払ったことを証明する生命保険料控除証明書です。
保険会社によって若干差はありますが、
10月中旬から下旬にかけて契約者宛に送付されます。
年末調整手続きを電子で行っているという会社も
近年では各保険会社が電子データの発行もしているため、
適したものを利用することが可能です。
生命保険料控除制度は民間保険への加入という自助努力を支えてくれる制度です。
加入されている保険の控除証明書が全てお手元にあるか、
既にお手続き済みの場合は、修正できる場合もありますので会社への申請に漏れはないか、
今一度ご確認いただければと思います。
控除証明書の再発行は各保険会社で受け付けております。
弊社を通して加入いただいた契約につきましては、こちらでご依頼を承ることも可能です。
再発行のご依頼やご不明な点等ございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
*1,2) 生命保険料控除制度とは? 公益財団法人生命保険文化センター
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。