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2024年05月14日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
海外では、タトゥーはファッションやアイデンティティの表現として楽しまれていますが、
日本では未だにタトゥーに対するネガティブなイメージが根強く、
温泉やプールなどへの入場制限だけでなく、
保険契約においても制約を受けることがあります。
今回は、タトゥーを理由に生命保険に加入しにくい理由や、
保険会社の対応について紹介したいと思います。
生命保険に加入しにくい理由は大きく2つあります。
生命保険は相互扶助の原則に基づき、全ての加入者が公平に保険料を負担し、
必要な時に保険金や給付金が支払われる仕組みです。
保険会社は、タトゥーを持つことが反社会的勢力との関係を示唆する可能性があるとみなします。
また、タトゥー施術によっては、感染症リスクが高まる可能性があることから、
保険金を不正に得るリスクを回避するために加入を拒否することがあります。
反社会的勢力に属している場合は、生命保険に加入することができません。
ただし、健康状態に問題がなく、所定の情報を事前に保険会社へ提供し、
保険会社が「モラルリスクの懸念がない」と判断すれば、
タトゥーを持つ人でも保険に加入することができる場合があります。
近年、タトゥーがアートやファッションとして認識される傾向が少しずつ浸透しており、
保険会社もその対応を緩和し始めています。
生命保険に加入しにくい理由について述べましたが、
すべての保険に加入が不可能というわけではありません。
タトゥーを入れたことで保険に加入することが難しいと感じる方は、
一度保険会社に相談してみることをお勧めします。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。