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2015年04月21日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
大阪支店の泉井です。
桜目当ての外国人観光客でにぎわっていた新大阪駅も、
桜の終わりとともにいつもの姿に戻りました。
そんな観光客を眺めていて気が付いたのですが、
女性の数が圧倒的に多いのです。
世界の男女比は、ほぼ同じと聞いていますが、
男性はどこへいったのでしょう?(笑)
気になる疑問はさておき・・・。
近頃は色々な分野において女性の活躍が目覚ましく、
ビジネスの世界でも多くの女性経営者が脚光を浴びています。
今回のブログでは、これまで多くの社長からお話を伺う中から学んだ
「実家の跡を継ぎ活躍する女性経営者の共通点」や、
「事業承継の成功のポイント」などについてお話しいたします。
☑女性が活躍する背景
現在、日本の多くの企業が「後継者問題」に悩んでいます。
息子が父と対立して家を出てしまった、
子供がいない、少子化で跡取りが女性しかいないなど、
さまざまなケースがあります。
そんな中、跡を継いだ女性が活躍して企業を盛り上げている会社には
いくつかの共通点があるようです。
①後継者の広い視野と経験
幼いころから跡継ぎにと期待されて育てられるわけではなく、
留学をしたり、興味のある業界で大企業に勤めたりなど
外の世界でのキャリアを積み、
広い視野と経験を身につけた後継者が広く活躍しているようです。
②既存のビジネスを継承しつつ、革新の道を進む
家業を承継しながらも、経営革新に挑む後継者は
成功の道をたどるケースが多いようです。
最近では、大塚家具の社長である大塚久美子氏が、
既存のビジネスモデルからの脱却を宣言し話題となりました。
時代にあった経営の再構築が、企業の継続と発展につながっているようです。
☑後継者の新鮮な視点から
日本社会が大きな構造変化に直面している昨今、
後継者が家業を継ぐ頃には、先代が作り上げた事業が
時代遅れとなっていることが少なくありません。
しかし、後継者が新鮮な視点で家業を見つめることで
会社の「強み」や「弱み」を発見できることも多いと聞きます。
彼女達は、「私だったらこんなものが欲しい」、「こんな宿に泊まりたい」という、
商品をヒットさせるのに欠かせない「消費者視点」を持っているのだそうです。
しなやかさと実行力を兼ね備えた彼女達は
家業を救い、会社を変えていくといわれます。
彼女達が向かい合うのは「第二の創業」ともいうべき一大事です。
厳しい環境の中で、果敢に挑戦し続けているのが
他ならぬ、跡取り娘たちなのかもしれません。
☑おわりに
事業承継、株価対策でお悩みの企業様は非常に多いようです。
最近では、創業社長が引退をしても、
今まで通りに従業員が仕事をできるようにと、
M&Aなどの第三者承継をお考えになる方も増えています。
弊社では、オーナー企業の事業承継、株価対策の事例や、
企業の状況にあった解決策をご紹介しています。
事業承継についてのお悩みがありましたら、ぜひ一度お問合せください。
何かしらお役に立つお話ができると思います。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。