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2015年04月27日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは!人事総務部の佐々木です。
街で新社会人の姿を見かける季節になりました。
期待と緊張が入り混じった初々しい姿をみると、
社会人歴10年以上の私もなんだか新鮮な気分になります。
自分が入社した時の気持ちを思い出して、身の引き締まる気持ちがするこの頃です。
さて突然ですがみなさんは、
生命保険の、「更新型」と「終身型」の違いをご存じですか?
本日のブログでは、それぞれの特徴と
加入を検討される際の注意点についてお話ししたいと思います。
☑更新型の保険と終身型の保険の違いとは?
生命保険には「更新型」、「終身型」の2つのタイプがあります。
特徴は次のとおりです。
<更新型>
・一定期間の保障がある(5年、10年、20年など)
・保険期間の終了後も契約者から解約の申し出がなければ、原則として、
これまでと同じ保障内容・保障金額・保障期間で契約が継続される
・更新時には告知をする必要はなく、健康状態に関係なく契約を継続することが出来る
・終身型に比べ保険料が安くなる場合が多い
<終身型>
・契約時と同じ保障が一生涯続く
・保険料は、加入時のまま一生変わらない
・更新がなく、契約の途中で保険料が上がることはない
・更新型と比べると加入時の保険料は割高になる
どちらの保険が適しているのかは、ライフスタイルや、今後の人生設計によっても変わります。
特徴をよく理解して、自身のライフプランにあった内容を検討する必要あります。
☑更新型の保険の注意点
更新型は終身型と比べて安い保険料で、当面の保障を確保できるというメリットがあります。
ただし、次のような点に注意が必要です。
・更新の度に保険料が高くなる
更新型の保険料はその時点での年齢、保険料率により保険料が再計算されます。
保険料は更新前より更新後の方が高くなります。
年齢が高くなってから高い保険料を支払うのは経済的に大きな負担です。
保険料が払い続けられずに解約してしまい、
必要な時に保障が受けられなかったということがないよう、
将来を見据えたプランニングが必要です。
・一定の年齢までしか更新ができない
更新型の保険は、更新できる年齢に上限が定められており、
多くは 80歳前後までしか更新できません。
一般的に病気やケガのリスクは、年齢が高くなるほど大きくなりますが、
一定の年齢までしか更新ができないとなれば、
以降の保障を失ってしまうことになります。
くれぐれもご留意いただければと思います。
☑おわりに
当面の保障の確保を考えていて、保険料の負担は押さえたいというケースでは、
保険料が割安な「更新型」の保険を魅力的に感じることが多いかと思います。
しかし、長い期間に渡って保険料を払い続けることを考えると、
終身型の保険に加入しておいたほうがトータルの支払保険料では安くなる場合もあります。
保険加入を検討する場合は、「契約時の保険料の安さ」だけにとらわれず
保障が続く期間や更新の有無などをふまえた上で総合的に判断されることをおすすめいたします。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。