最新の投稿
アーカイブ
2015年07月07日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは。経営者保険プランナーの有田です。
先日、虎ノ門ヒルズに初めて行きました!
昨年6月にできたばかりの新しいヒルズです。
ビルの中は非常に広い空間の使い方をしており、気分快適です。
カフェやお食事・お酒を楽しむ場所もおしゃれでお勧めです。
私がいったのは日曜日の午後でしたが、けっこう空いていました。
普段ビジネスオフィスでもあるので日曜日は穴場かもしれません。
ぜひ、みなさんもお友達や家族、恋人と行ってみてください。
さて今回は、過去のがん手術で生命保険の新規加入が難しい社長からの
相談事例のお話です。
☑がんは治ったが
ある社長ががんになりました。
幸いなことに発見が早期だったため、
手術でがん細胞を取り除き、治す事ができました。
しかし、その社長は保険が嫌いで、
個人でもほとんど生命保険に加入していません。
そのうちにあと数年で退職という時期が近付いて、電話がかかってきました。
『自分はこれまであまり保険が好きではなく、かけてこなかったが、
退職時期が近付いてきて病気も経験し、
退職後は自分が亡くなっても、家族を金銭面で安心させてあげたい。』
という相談をいただきました。
ところが、がんで手術しているために、保険に新たに加入することができません。
ほとんどの保険会社は、初期のがんで完治していても、
5~10年の間、新規加入はできません。
☑生命保険のコンバージョン制度を使う
会社で過去に加入していた生命保険をみると、
昔、加入していた逓増定期保険が一本残っていました。
社長は『この保険は税金の対策で勧められて昔加入したが、
もう解約返戻金の率も下がってきているので、
近いうちに解約して運転資金にまわすつもりだ。
保障も長く続く保険ではないし。』という回答でした。
そこで、『この保険にはコンバージョン制度といって、
診査なしで保険期間の長い新しい保険に切り替えられますよ。』
とアドバイスをしました。
コンバージョン制度は保険会社によって多少の違いはありますが、
解約と同時に元の保障金額と解約返戻金との差額までは、
診査をしなくても別の保険種類に切り替えることができる制度です。
そのコンバージョン制度を使って、
社長の保険を100歳まで続く長期平準定期保険に切り替え、
退職時には契約者を社長個人に切り替えました。
これで社長の希望通り、万一の際に保険金をご家族が受け取れる状態になりました。
☑おわりに
もう病気をして保険に加入できないかもしれない、と思っても、
今回の例のように、コンバージョン制度(転換という似た制度もあります)を使って、
無診査で新しい保険に切り替えすることができる場合があります。
また最近は、引受緩和型といって、
通常の生命保険より引き受け規定の緩い生命保険もございますので
あきらめる前に一度、相談をしてみてください。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。