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2014年12月01日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは!走る経営コンサルタント、
中小企業診断士の松本寿吉郎です。
26年かかりましたが今年の9月で、
全大陸で開催されている国際マラソンレースを走破するという夢が実現しました。
次なる目標として、四国八十八か所を歩きお遍路を完遂したいと計画し、
2014年4月に第1回目(歩き135㎞)の『区切り打ち』(1番札所から21番札所)から
新たなチャレンジをスタートしました。
本日のブログでは、そのお遍路での体験と
新たな気付きについてお話しさせて頂きます。
✔満80歳の次なるチャレンジ
第2回目(歩き153㎞)区切り打ち(22番札所から27札所)を
2014年11月7日(金)~14日(金)の日程で歩きました。
日程は妻が作成し、私は妻の後を追って歩きます。
今回のお遍路は、ほとんどが海、山、国道55号線のみで自販機も無く、
人家は無いに等しいような場所でした。
重いリュック(10㎏)を背負って歩くため背中に重さが食い込み、
2時間ごとに10分前後の休みを取りながらやっと民宿にたどりつきました。
朝から一日中雨に見舞われた日もありましたが、
重たいリュックを降ろしたその瞬間の嬉しさは、
何物にも変え難い思い出となりました。
✔黙々と歩く中で得られるものと、多くの出会い
道中では19歳のドイツ女性が単独で歩いている度胸に驚いたり、
強い雨風に遍路笠とメガネを飛ばされ追いかけたり、
反対車線から車でお遍路をするドライバーからお接待を受けたりと
多くの人情との出会いがありました。
黙々と歩く中で得られるものが多かった第2回目の歩きお遍路でした。
第3回目は2015年4月の予定で、今から楽しみにしているところです。
✔まったくの偶然と不思議な想い
お遍路に出るきっかけになったのは、妻があるカルチャー教室に参加したとき、
著者 辰野和男氏の『歩きお遍路』(海竜社)という本を
サイン入りで手にしたことでした。
2回目の区切り打ちお遍路では「民宿ロッジ尾崎」という宿に泊まりましたが、
宿に置いてある「訪れ帳」に辰野氏本人の手記があることを妻が見つけ、
その偶然にとても驚きました。
帰京後、出版社を通してご本人にお手紙を送ってみたところですが、
辰野氏も「もう一度あの宿を訪ねたい」とおっしゃっているようです。
素晴らしい環境、あたたかなホスピタリティに溢れた宿で、
宿を出る時昼食の「おにぎり」を「お接待ですよ」と渡された時には、
そのお心遣いにあらためて感謝したところです。
またいつの日か、妻と二人で訪れたいと考えています。
✔おわりに ~新しい発見~
今年の秋に南アフリカ・ケープタウン国際マラソンに参加した際は
ケープタウン岬から見る雄大な水平線に驚きましたが、
今回見た室戸岬の風景もいずれ劣らずのたいへん美しい光景でした。
またお遍路の道中では、長く親しくしている尾坂昇治社長が手がけた作品、
北川村の「モネの庭」に出会うなど、
私にとっての新しい発見が多くありました。
近年では海外旅行がずいぶんと身近なものになりましたが、
日本国内にもまだまだ自分の知らない
素晴らしい場所がたくさんあるのだと感じています。
新たな発見を求めて、
これからも色々な場所に足を運んでいきたいと思います。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。