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2014年12月17日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは！相続診断士、経営者プランナーの尾﨑です。
爆弾低気圧の影響で全国的に天気が不安定になっています。
特に、北海道では数年に一度といわれる猛吹雪でさまざまな影響が出ており
被害が最小であることを願うばかりです。
近隣地域にお住まいの皆さまは、くれぐれもお気をつけください。
さて、本日のブログでは、事業承継の課題と今からスタートできる対策について
お話しさせて頂きます。
✔優良企業の事業承継の課題とは
お客様とお話をしていると、事業承継に関するご相談を多くいただきます。
中でも多いのが「自社株の価格が高くなっていて、
今後の事業承継や相続が心配」というものです。
業歴が長く、継続して利益の出ている企業では、
自社株の価格が高くなり、
後継者へ株を承継させることが難しくなっているケースが見られます。
また、自社株の高騰は社長個人の相続財産を増やすことになるため、
将来の相続税の支払いに不安を感じている方が少なくありません。
✔今からスタートできる対策とは？
このような状況の中、
将来のスムーズな事業承継を実現するための対策として
生命保険が活用されているケースは多いようです。
毎期の利益をコントロールして株価の高騰を抑えたり、
積み立てた資金を退職金財源に充てるなど、
生命保険は企業の事業承継対策に大いに役立ちます。
昨今オーナー企業の事業承継の形は多様化しており、
親族内承継以外にも、Ｍ&Ａなどその他の選択肢を検討する企業が増えています。
しかし、どのような事業承継を選択するとしても、
なるべく早い段階から将来を見据えた自社株対策や、
事業承継に必要な資金準備をはじめておくことは有効です。
✔おわりに
事業承継対策は、一朝一夕で完結するものではありません。
しかし、対策を先送りにした結果、
もっと早くから準備をしておけばよかったと後悔する例は決して少なくないようです。
まずは、今すぐできることから対策をスタートさせることが、
将来の事業承継の選択肢を広げることにつながるのかもしれません。
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