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2015年01月20日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは! 経営者保険プランナー、相続診断士の山根です。
さて、みなさんは"コタツムリ"という言葉を知っていますか?
コタツムリとは、カタツムリのようにこたつに入って、
外に出たがらない人のことを言うようです。
近頃の私は、まさしくコタツムリ状態。
こたつに入ったまま効率よく活動する方法を、日夜研究しています。
しかし、本格的に寒くなるのはこれから・・・・・。
戦いは、まだしばらく続きそうです。
さて、これまでのブログでは保険の色々な活用方法をご紹介してきましたが、
持病や健康状態への不安から「自分は保険には入れないのでは」
と考える方もいらっしゃるのではないかと思います。
今回のブログでは、そのような方に知って頂きたい
「仮査定・事前査定」についてお話しさせていただきます。
✔「私は保険に入れない」は本当?
生命保険は、加入者がお金を出し合って互いに助け合うという
「相互扶助」の精神で成り立っています。
しかし、健康な人とそうでない人では、
保険金や給付金を受け取る確率が異なります。
そこで、保険会社は加入者同士の保険料負担に不公平のないよう、
加入時の健康状態に一定の基準を設けています。
この基準に満たない場合、保険会社は契約の引き受けを断ったり、
保険料の割増など条件を付けて引き受けることがあります。
実はわたしが先日お会いしたお客様も、
以前保険に入れなかった経験のあるひとりでした。
そのお客様は、数年前にA生命の保険を申し込んだものの、
健康状態を理由に加入を断られてしまったとのこと。
「自分はもう保険には入れないと思う」とおっしゃっていました。
しかしこのような引き受け基準は、
保険会社や保険種類、加入のタイミング等によって異なります。
A生命では加入できなかったが、B生命は加入できたり、
病気の治療後すぐは加入できなかったが、
一定の期間がたったあと申し込みをしたときには加入できたということもあります。
以前、引き受けを断られたことがあるという方も、状況をみながら、
再チャレンジしてみることも選択肢のひとつだと思います。
✔引き受けの目安が知りたいときに有効な 『仮査定・事前査定』
また、正式な申し込みをする前に、引き受けの目安を確認したいという場合は、
『仮査定・事前査定』の活用も有効です。
『仮査定・事前査定』(保険会社によって、呼び方が変わります)は、
告知書や定期健康診断の結果表などから、
引き受けの可否や条件の目安を判断してもらうことができます。
今回ご相談をいただいたお客様も、
3つの保険会社で『仮査定・事前査定』を行ったことで、
正式な申し込みをする前に、各社の引き受け条件を確認することができました。
A生命:引き受け不可
B生命:条件付き引き受け 割増保険料(通常の保険料の1.6倍)
C生命:条件付き引き受け 割増保険料(通常の保険料の1.2倍)
『仮査定・事前査定』ができるかどうかは、
保険会社や保険商品、保障金額等によって異なりますが、
最適なプランを検討するための判断材料として有効な方法ではないかと思います。
✔おわりに
『仮査定・事前査定』は、持病がある方や、健康に不安がある方はもちろんのこと、
法人の決算対策として保険の加入を検討している方にもおすすめです。
「決算直前に保険を申し込んだが、健康状態を理由に断られたため、
計画が変わってしまった」ということがないように、
ある程度プランが固まってきた段階で引受目安だけでも確認をしておくと、
その後の対策がスムーズかと思います。
詳しい内容についてはお気軽にお問合わせください。
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