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2015年03月18日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
大阪支店の泉井です。
さくらの季節が近づきました。
「さくら」というとさくら餅を思い浮かべるのは私だけでしょうか・・・?
皆さん、桜餅には2種類あるのをご存知ですか?
道明寺粉であんこをつつんだもの、薄いクレープ状の生地であんこをつつんだもの。
どちらも塩漬けにした桜の葉でくるまれています。
私は道明寺粉でできたものが大好きです。
東京では道明寺と呼ばれていました。
大阪では桜餅と呼ぶそうです。
東京に住んでいたころは、桜餅には見向きもしませんでした。
しかし、大阪では道明寺しか販売していません。
手に入らないと無性に食べたくなりますね。(笑)
さて今回は、2月16日にNHKが夜のニュースで特集して話題になっている
預金封鎖についてお話しをさせていただきます。
今の日本は巨額の財政赤字を抱えています。
それを解決するための究極的な手段として預金封鎖があります。
これは政府において、財政が破綻寸前になった場合、
銀行預金などの国民の資産を把握して、資産に対して税金を掛けて政府収入にあてることで、
破綻から免れようとすることです。
簡単にいうと政府による国民財産の強制没収です。
また市場に出回った通貨の流通量を制限し、
インフレを金融政策で押さえる方法として実施される場合があるそうです。
2013年3月に、キプロスで行われたことが記憶に新しいかと思います。
そして、実は日本でも戦後に預金封鎖が行われたそうです。
具体的に何をしたかというと、国民が銀行に預けてあるお金を引き出せなくする。
(正確には1日あたりに引き出せる金額を少なくした)
世の中に流通しているお金を制限した上で、
日本円を旧勘定と新勘定という2つのものに分け、
一定の期間を持って旧勘定が使えなくなるという政策を実施したのです。
銀行から1日に下ろすことができるお金を制限された国民は当然、
銀行に自分の預金を引き出しに掛かります。
しかし、1日の引き出し限度金額が、ものすごく少なかったので、
全額を引き出すには到底間に合いません。
そして、旧勘定と新勘定の移行期間が終了し、
結果として引き出せなかった旧勘定の資産を全て失う結果となったそうです。
現在の日本で預金封鎖が行われるリスクは非常に低いといわれています。
しかし、NHKで放送されたことで、初めて円のリスクを考えたと、
何人かのお客様がお話されていました。
デフレが続いていると、銀行に貯金をしていても増えませんが減ることもありません。
しかし、インフレが進むと金利の付かない銀行預金は目減りをし、
円資産だけでは不足の事態を乗り切れない時代が来るのかもしれません。
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