2012/06/14 ────────────────────────────╂
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ヒューマンネットワーク・メールマガジン 6月号
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担当者 様
いつもお世話になります。
ヒューマンネットワークよりメールマガジンをお届けします。
2014ワールドカップ・ブラジル大会のアジア予選が盛り上がっています。
ザッケローニ監督率いる日本代表チームは、
オマーン・ヨルダン戦では完璧ともいえる試合展開で圧勝しました。
選手達はまだまだこの成果に満足していません。
弊社も、この様な個々の技とチームワークで結束した組織になれるといいなと、
サムライブルーのイレブンに、大いに勇気付けられました…。
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■■なにが顧客を満足させるのか?■■
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国内の航空会社ではローコストキャリアの先駆けでもあるスカイマークが、
機内サービス方針について、これを明記した文書、
「サービス・コンセプト」を座席のポケットに入れて、
利用者へ通知しました。
「客室乗務員は収納の援助をしません」
「機内の苦情は一切受け付けません」
等の内容をメディアが伝えていましたが、断定的な厳しい表現に対し、
批判的な意見が殺到したということはご存知だと思います。
あまりにも厳しい内容は、
サービスを提供する会社の姿勢としては解せない点がありましたが、
後日の執拗にクレームを繰り返す利用者を想定して作成した理由には、
同感の念を抱かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか…。
料金を安く設定するには、極力コストを削減しなくてはならず、
相応に顧客へのサービスは低下させざるを得ません。
一方で、顧客側はサービスを受ける時に、
メガ・キャリア(レガシー・キヤリア)に相当する提供を期待します。
そして、サービスを提供する側と受ける側のずれが大きくなった時に、
現実的なクレームが発生するのだと思いますが、
欧米人と比べて合理的な考え方に不慣れな日本人に対し、
最小のコストで如何に満足させるかが課題といえるでしょう。
3月1日のピーチ・アビエーションの就航に続いて、
ジェットスター・ジャパンが来月の3日に国内便を就航させ、
ローコストキャリアも競争が激化します。
顧客を満足させられない会社は、必然的に淘汰されてしまいます。
が、競争の中で顧客満足度を高めることは航空業界に限った話ではなく、
我々を含め、皆さまの会社でも同様の課題かと想像されます。
そして、文章を書きながら、重要性を再認識させられました…。
一方で、高くても良質の顧客サービスを求める動きもあります。
ホテルや飲食関係では、
多少高くても「おもてなしの心」がある施設が人気あり、
売上げを上げているそうです。
JR九州では、
九州周遊を楽しむ豪華寝台列車を計画しているとのこと…。
ピアノを設置したラウンジ車もあり、3泊4日で1人38万~55万円。
国内では破格の高値ですが、どのような方が利用されるのでしょうか?
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■■今月のクイズ・■■
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★★ 問 題 ★★
社会保障問題で消費税増税が叫ばれています。
一方で、国民年金保険料の納付率も問題化していますが、
現状何%でしょうか?
▽回答は最後をご覧ください。▽
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■■命名にも発想の転換が・こどもビールとは…■■
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『こどもビール』をご存知でしょうか?
お子さんのいらっしゃる方なら知っている方も多いと思いますが、
居酒屋等の子供向けとして人気の飲料で、ビールのような色と泡たち…。
いうまでもなく、ビールとは全くの別物です。
そもそもこの飲料は、博多のもんじゃ焼き店のオーナーが、
店にジュースを納品する取引業者から、
ビール瓶風の容器に入った炭酸飲料「ガラナ」を紹介され、
遊び心から、この瓶のラベルを剥がし
『こどもビール』のラベルを貼ったことが始まりでした。
すなわち、元々は「ガラナ」飲料だったわけですが、
そのユニークなネーミングから、子供連れの家族のみならず、
酒の飲めない客から支持をされ、やがて、店の看板商品となるのです。
その後、ビールに近い泡立ち具合など、
更に商品の改良を加えて現在に至っていますが、
「ビール」という名称だとアルコールと誤認を受けてしまう可能性があるということで、
正式名称は『こどもびいる』と言うそうです。
元々の「ガラナ」であれば、よく分らない飲料として捉えられ、
特に飲みたいという欲求にはなりませんが、
『こどもビール』という親しみと好奇心を抱く名前によって、成功に結びついたのでした。
発想を転換した命名により、ヒット商品になり得るという好事例です。
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■■遺言書は「公正証書」に…■■
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仮に、銀行の預金をご子息に相続しようと考えて、
遺言書を書いたとします。
そして、死後にご子息が遺言状を発見して、
すぐに現金が必要だと遺言書の内容を銀行に告げても、
速やかに現金を引き出すことは出来ません。
何故なら民法の第1004条に、
遺言書の保管者(発見者)は遺言書を作った人の死亡を知った後に、
家庭裁判所に遺言書を提出して、
「検認」(所定の手続き)を行わなければならないと規定されており、
銀行が「検認」を求めるからです。
周知の通り、家庭裁判所での手続きを踏むとなると、
どうしても数か月の時間を要してしまう可能性があります。
では、これを解決する策はあるのでしょうか?
方法としては、遺言書を「公正証書」にしておけばいいのです。
同第1004条の2項に、「公正証書」による遺言については適用しない、
すなわち裁判所の「検認」を行わなくてもよいと明記されているからです。
銀行の規定も各行で定められていますし、通常の預金を引き出すように、
即、対応をしてもらえる訳ではありませんが、「公証証書」にしておくことで、
早く手続きが進むことは間違いありません。
詳細は割愛しますが、「公正証書」を作成するのは公証役場で、
公証人の他に2名の証人を必要とし、また、所定の手数料がかかります。
詳しくは行政書士等の専門家にご相談ください。
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■■保険の話・全額損金・返戻金ありの新たなタイプの定期保険とは■■
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保険期間が比較的短くて保障重視の、
従来「掛け捨てタイプ」と呼ばれていた定期保険は保険料が全額損金算入できます。
この保険に新たなタイプの商品が、外資系保険会社より販売されています。
従来の「掛け捨てタイプの定期保険」は、
保険料が安いけれど保障が大きい事がメリットで、
解約返戻金が期待できないのがデメリットでした。
それに対して、新たなタイプは保険料が高くなっていますが、
保障のみならず解約返戻金を期待する事ができる点は見逃せません。
もちろん保険料は全額損金算入できます。
実効税率を36%とすると、
逓増定期保険は返戻率が82%以上無ければ税効果はありませんが、
このタイプの定期保険は全額損金算入できることから、返戻率が64%以上であれば、
税効果があるのです。
逓増定期保険ほど保険料は高額ではないのですが、加入後早い段階で、
税効果を得る事ができるので、条件が合えば、
新たな決算時の法人税負担を軽減させる手段として活用できるでしょう。
先日の『法人がん保険』のように、
相次ぐ保険料取扱いの法改正により、
保険料を損金算入できる割合が高い商品が限られてしまいました。
これからは、このタイプの定期保険が注目されるかもしれません。
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▽クイズの答え▽
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11年4月~12年2月の11カ月分の納付率が58.0%
(毎日新聞Web 2012年05月30日付)
ちなみに96年度までの80%台が、01年度までは70%台、
そして、ついに60%を下回ってしまいました。
売れっ子芸能人の家族が生活保護を受けていたことが問題となりましたが、
年金の支給される額よりも、生活保護の額の方が高いとのこと…。
払うのがばかばかしいというのが、未納者の言い分のようですが…。
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□□編集後記□□
金環日食、金星の日面経過、そして8月には金星食…。
今年の天体ショーは目白押しです。
金環日食では確かに日が照っているのに、どんよりと暗くなって、
見慣れた太陽がリングに見えた瞬間に震えを感じて、
地球は太陽によって生かされているんだと改めて実感しました。
目前の生活にあくせくしている私たち…。
宇宙という広さを体感して視野が広がった気がします。
今月もよろしくお願いいたします。
(最後までお読みいただきまして、有難うございました。)
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