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■■■■■「ヒューマンネットワーク・メールマガジン」■■■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014/06/26（通巻98号）━━━━
－知らないと損する今号のポイント－
1)「最強のチーム」をつくる（池本克之先生より）
2)マルウエア感染による取引暗証番号の盗難にご注意ください
3)「ファイアフォン」の発表を聞いて
4)セミナー情報
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担当者 様
いつもお世話になります。
ヒューマンネットワークより、メールマガジンをお届けします。
今回は、組織学習経営コンサルタントの池本克之先生に、
久々に登場いただきました。
強い組織にするお話です…。
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1)「最強のチーム」をつくる
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こんにちは。池本克之です。
突然ですが、あなたのチーム（会社）に
チームシップはありますか？
「チームシップ」という言葉は
なかなか聞き慣れない言葉だと思います。
実は、これは私が作った言葉なのです。
チームシップとはどういうことかと言うと、
「チーム内の地位や役割に関係なく、
メンバー１人１人がお互いを理解しながら、
チームとしての成果のために貢献すること」です。
この、チームシップこそが
「最強のチーム」をつくる
最も重要な要素になると考えています。
私は現在、
「組織学習経営コンサルタント」として
誰もが知っている大手企業から、
創業間もないベンチャー企業まで、
経営へのアドバイスをする仕事をしています。
これまでの実績として、
２社の上場企業の成長に大きく貢献しましたので、
「成長請負人」と呼ばれることもあります。
しかし、そんな私自身も、
「どうすれば、メンバーがついてきてくれるのか？」
「どうすれば、個人の力を引き出しつつも、
まとまりのある強いチームをつくれるのか？」
という課題を、常に悩み抱えてきました。
会社を率いる立場のあなたであれば、
私と同じような課題を１つや２つ
持っているのではないでしょうか？
リーダーとは、基本的には
「今いる仲間」を理解し、
動かすことで
「最強のチーム」をつくらなくてはなりません。
しかし、ほとんどの経営者は
それができていません。
なぜなら、
「いつまでも自分が先頭に立ち続けるわけにはいかない」
「メンバーを成長させなければ」という思いはあっても、
実際は「どうすれば人は動いてくれるのか？」と
いうことがわからないからです。
ここでは、そんな頭の痛い、
人の問題を解決するために、
「組織全体がチームとしてまとまる5つのステップ」を
ご紹介したいと思います。
■ステップ１：スピリットを持っている人を集める
組織の土台はスピリットです。
そもそも、学ぶことが好きではないとか、
1人でやりたいという人を集めても
組織は機能しません。
まずは、自分が学んで、
それを全体の知識にして成長しようと思える人で
組織を構成することが重要です。
■ステップ２：リーダーが共感を得られる
ミッション・ビジョン・バリューを設定する
チームが、何を中心的な考え方としてまとめればいいのか、
その指標となるものを設定します。
それが、ミッション・ビジョン・バリュー（ＭＶＶ）です。
使命感であるミッション（Ｍ）。
チームの将来像を示すビジョン（Ｖ）。
社会に貢献する価値であるバリュー（Ｖ）。
これらを設定することによって、
成し遂げられるものがわかるので、
共感へと繋がっていきます。
■ステップ３：数値・行動の計画を立てる
どのようなチームであっても、
具体的な計画がなければ行動が伴いません。
しかも、これは数値化された計画が必要です。
いつまでに、誰が、どこで、何を、どうやるのか、
そのことで得られる成果を数値で設定します。
計画があることで、
目指している場所まで後どれくらいなのか、
遅れているのか、前倒しになっているのかの
途中経過が全てわかります。
■ステップ４：評価基準を決める
メンバーが行動した内容が、
どの程度チームに貢献しているのかを評価します。
明確な基準があることで、
ＭＶＶに基づいたチームの方向性に
ブレがなくなります。
■ステップ５：学ぶことの仕組み化をする
チームとしてまとまり、
目指すものは学習する組織であり、
それも自立して成長する組織です。
その起点が学びであり、
学びが習慣化されることが、
組織の成長に直結します。
ステップ１のスピリットがある人をどうやって見極めて
チームに加えるかの採用制度に始まり、
ＭＶＶを教える教育、
数値や行動の評価など、
全ての場面において、
得られる学びを仕組み化していきます。
会社員の場合、
人は与えられることはあっても
選ぶことはできませんし、
経営者でも、理想的な人を質量ともに
十分に採用できるケースは稀です。
「もっとこういう人材が
いたらいいのに…」という
考え方は今すぐ捨てて、
今もあなたのそばにいる、
「最高の仲間」と「最強のチーム」を
作っていってください。
池本克之
今回、お話した
「最強のチーム」をつくる手法を詳しく書いた
「今いる仲間で最強のチームをつくる」
という本を出版しました。
もし、あなたが
「どうやったら人は動いてくれるのだろうか…」と
人の問題で悩んでいるのなら、
本書があなたのために役立ってくれることを願っております。
↓
http://hojin-setsuzei.com/mailma/001_0626.html
１９日に発売を開始しました。
↓
http://hojin-setsuzei.com/mailma/001_0626.html
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2)マルウエア感染による取引暗証番号の盗難にご注意ください
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銀行口座を狙ったスパム行為が蔓延していますのでご注意ください。
単に銀行からの配信を装ったメールでアクセスさせるのではありません。
日経マネー７月号には、このような記事が記載されています。
パソコンをウィルスに感染をさせて、感染したパソコンから銀行のサイトに
アクセスすると、何と銀行サイトの画面の中に、マルウエアが勝手に偽の
暗証番号入力欄を付け加えて、暗証番号の入力を促すとのことです。
サイト自体は完全に正規のもので、デザインもアドレスも全く変わらず、
暗証番号入力欄だけが偽物…。
目視ではとても見破れないとのことで、うっかり入力してしまうと大変です。
当然、暗証番号は盗まれ、口座から不正に資金が引き出されてしまいますが、
すぐには預金を引き出さず、口座のお金の出入りを監視して、残高が増えた
瞬間を狙って引き出したり、ばれないように少額づつ引き出したり、とても
巧妙な、感心してしまう？芸達者もいると記事には書かれていました。
私が以前、経験したことですが…。
取引先からファイル添付のメールが送られて、うっかりメールを開いたところ
コンピュータウィルスに感染してしまったことがありました。
取引先のＰＣがウィルス感染をして、そのウィルスは登録メールアドレス宛に
ウィルスが添付されたメールを無作為に送信し続けるというもの…。
日頃、ファイル添付のメールをやりとりしていた相手だけに厄介です。
このように、ウィルスに感染すると、取引先にも影響を及ぼすことがあります。
くれぐれもお気を付けください。
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2)「ファイアフォン」の発表を聞いて
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１８日に米アマゾン・ドット・コム（以下アマゾンと略す）が３Ｄ（次元）
画像表示のスマートフォン「ファイアフォン」を発表しました。
発表の記事を読んで、多機能ぶりに驚かされましたが、これは、先端技術を
導入したスマートフォンというよりも、アマゾンの販売促進に向けた営業端末
という色が強いなと感じた方も多いのではないでしょうか…。
ユーザーが専用ボタンで起動して、カメラで気になるモノに照準を合わせれば、
アマゾン側でネット上にある映像、音楽や商品のデータベースと照合し、
アマゾンの販売サイトに誘導されるしくみがその理由です。
商品を見てボタン押せば、瞬時に商品（音楽であれば曲名やアルバム名）及び、
価格を知ることが出来て注文までは僅か３ステップ…。
テレビを見ながら、タレントが着ている服が欲しいと思ったら『即注文！』
なんていうことが夢ではなくなります。
推測でしか図れませんが、販売手法に抜きん出ている会社のことですから、
おそらく撮影商品以外の類似した人気商品なども表示され、購入者サイド
とすれば、複数の商品を簡単比較できるメリットも得られるでしょう…。
でもにユーザーにとっては便利かもしれませんが、小売店にとっては新たな
脅威となり、下手するとお店がアマゾンのための展示場になりかねません。
また、勝手に写真を撮られる等、トラブルの原因にもなりそうです。
何より販売促進に向けたツールが、すんなりと受け入れられるでしょうか？
現在、日本での販売時期については未定のようですが、私のような店で買い物
を楽しんだ世代にとっては、正に夢物語のようで隔世の感を禁じえず、
確かに便利なのですが、ちょっと寂しい気もします…。
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4)セミナー情報
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◎これから開催されるセミナー情報です。
平成26年7月3日14：30～17：00
税務調査＆戦略的税務対策セミナー－満席となっております。
http://www.humannetwork.jp/keieiseminar/140703/
★好評につきキャンセル待ちを受付いたします★
平成26年7月8日14：30～17：00
事例から学ぶ相続・事業承継対策セミナー（東京・茅場町）
http://www.humannetwork.jp/keieiseminar/140708/
平成26年7月17日14：30～17：30
経過措置型医療法人のための医業承継セミナー（大阪会場）
http://www.humannetwork.jp/keieiseminar/140612/
平成26年9月2日14：30～17：00【New!】
事例から学ぶ相続・事業承継対策セミナー（東京・渋谷）
http://www.humannetwork.jp/keieiseminar/140708/
空席が少なくなっています。お申込みはお早めに。
日程等は変更される可能性があります。
お問合せ等は、0120-561-521〔セミナー事務局〕まで
ふるってのご参加をお待ちします。
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■■編集後記■■
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サッカー・ワールドカップの日本代表の戦いは終わりました。
僅差だったら悔しさも残りますが、ここまで世界の壁の高さを知らされると
かえって諦めがつくと感じるのは私だけでしょうか？
例えば野球で、３度に１回ヒットが打てれば強打者、４度に１回のヒットでは
凡庸な打者となり、回数でいえば僅かな差のようでも、率に直せば大きい…。
サッカーは最少得点差で決まる試合が多いですが、本当にたった１点の差なのに
実力の違いが計り知れないことを思い知らされました。
選手達も悔しさをバネに、より世界に近づけるように頑張ってほしいものです。
とはいえ、これからが決勝トーナメント…。
やっぱり南米なのか？それともヨーロッパなのか？
世界最高レベルの戦いを、これから約一週間、楽しみたいと思います。
南の方から徐々に梅雨明けの兆しがみられるようですが、まだまだ異常な
気象が続くようです。
該当する地域の方は、くれぐれもお気を付けください。
（最後までお読みくださいまして、有難うございました。）
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