━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016/02/24号━━━━━━━━━━
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■ヒューマンネットワーク 朝礼３分スピーチより
『受話器の中の笑顔』
人に好印象を抱くときによく
「あの人は笑顔が素敵」と言います。
直接会って話をする時には
お互いが相手の顔を見ることができます。
相手が自分の顔を見て、笑顔で話してくれると
自分も自然に笑顔でお返しをしています。
私たちの仕事も笑顔でお客様へ話しかけると
相手も和やかになり、心を開いてくれそうです。
でも、自然な笑顔って簡単そうですが、
いざ自分がやるとなかなか難しいですね。
電話だと姿が見えないから
受話器を通した想像で、姿が伝わってしまいます。
受話器を通して、いつも笑顔が伝わるような
そんな電話を心がけていきたいです...。
（中山）
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■『すぐに利益を急上昇させる２１の方法』より
『胸躍るビジョンを描く』
聖書をひもとくと、
「幻（ビジョン）なければ、民ほろぶ」
という一句がある。
民がばたばた倒れて死んでしまう、
というのではない。
心の張りをなくしてしまうという意味だ。
やる気をなくし、
全力を尽くすという情熱を失ってしまう。
同じように、
経営陣が胸躍るビジョンを掲げず、
未来を語らないなら、
社員は決められた手順にしたがって、
クビにならない程度の仕事しかしないだろう。
残念ながら、
ビジョンなど薬にしたくてもないという会社が多い。
事業を始めた当初はそうではなかった。
だれもがやったことがない何かを実現するのだと、
胸躍るビジョンを掲げていた。
だがやがて、市場の荒波にもまれるうち、
自分の存在理由を見失ってしまう。
顧客の生活や仕事に変化をもたらすという目的を、
忘れ去ってしまう。
会社の進路を決める責任者が、
ビジョンを掲げて熱く語るどころか、
目先の業務に忙殺されてしまう。
頭の中は、生き残れるかどうかでいっぱいだ。
「ビジョンがどうしたなどと」
考えるひまはないとさえ口走る。
目の前の火を消し止めるのにおおわらわで、
そんなゆとりはどこにもない。
『今こそビジョンが求められる』
だが、胸躍るビジョンがほんとうに必要とされているのは、
変化がめまぐるしく、先が読めない
今のような時代なのだ。
ビジョンは人の心をつかみ
一致団結させる力があるからだ。
人はビジョンがあれば、
仕事に意味と目的を見出すことができる。
状況が厳しくても、
昇給の見込みがなくても、
がんばりとおすことができる。
組織のビジョンを描く方法はいくつもある。
まずは顧客の中心であること。
顧客のために何かを成し
その生活や仕事に変化をもたらす。
もうひとつは、｢最高｣を目指すことだ。
それがなんであれ、顧客のためにすることで、
第一人者になる。
これがビジョンの中核だろう。
顧客に最大の貢献をもたらす分野で、
「ナンバーワン」になる。
会社のビジョンはこうありたい。
顧客の役に立つ何かの製品、サービス、活動で、
だれよりも優れていると認められる存在になる。
自分が顧客に貢献している分野で、
「抜群」になったところを想像してみてほしい。
どの分野でそうなれるだろう？
この問いに答えることから、
ビジョンの構築が始まる。
あなたの事業の未来が
すっかり別のものになるかもしれない。
（東洋経済新報社刊『すぐに利益を急上昇させる２１の方法』
ブライアン・トレーシ著、瑞穂のりこ訳より引用）
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