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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018/3/14号 ━━━━
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□■ オーナー社長の税金対策17 ■□
※弊社代表と小林進税理士の共著
『オーナー社長の税金対策』より抜粋して掲載します。
■決算直前のチェックリスト■
オーナー社長として、決算に際して最低限、
以下の項目は明確にしておきたいものです。
これらを明確にすることにより、会社の抱える問題、将来の問題が
明確になることがあります。
1.前期との差異は何が原因で発生しているか(売上、仕入、利益、経費)
これらの差異が、日々の業務の感覚と合致しているかどうかを確認しましょう。
売上が増加しているのに、
利益は減少し、預金口座の残高が少なくなっているなど、
感覚と数字の方向性が合致しているかどうかを確認しましょう。
合致していない場合には、原因があるはずですので、
放置せずに究明しましょう。
2.前期から動いていない項目をチェックする
前期から動いていない在庫、固定資産などは、
本当に必要なものなのか、
不要であれば、どのような処分が適切なのかを検討しましょう。
3.会社の純資産額はいくらか
会社の貸借対照表は、会社の設立以来の歴史の蓄積です。
この純資産の部の合計額が会社の価値(簿価ベース)です。
この価値が高くなることは株価の上昇につながります。
どのくらいの価値なのかをイメージしておくことは
事業承継を考える際にもとても大切です。
4.決算書に記載されていないもの
損金で処理されている保険契約の解約返戻金(損金計上対応部分)、
会社が抱えている損害賠償などの係争、名義株の問題など
決算書には、記載されていないものの、
会社にとって、重要なものはないか確認しておきましょう。
5.株主の異動
株主の異動(株式の贈与、譲渡などによる異動)、
株主に相続が発生していないか確認しましょう。
6.期末までにすべきことはないか
将来、大きな設備投資をする予定がある場合の消費税の届け出、
保険の契約や見直しなど、
より先を見て社長が判断すべき事項はないかを確認しましょう。
◆『オーナー社長の税金対策』弊社代表と小林進税理士の共著
大蔵財務協会刊(全国書店で販売中)より転載しています。
https://www.amazon.co.jp/dp/475474425X/
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