『後継者に経営理念を浸透させる義務を伝える』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号293号)

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018/06/20号 ━━━

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　『中小企業のための成功する事業承継』藤間秋男 著　
　ＰＨＰ研究所刊（全国書店で販売中）より転載しています。
　https://www.amazon.co.jp/dp/4569838537/

　※弊社提携先、ＴＯＭＡコンサルタンツグループ代表取締役で公認会計士の
　藤間秋男氏のご厚意により、著作を掲載いたします。

　「後継者には創業精神と経営理念を理解させ、
　　それらを社員に浸透させる義務を伝える」

　経営理念は経営するうえで守らなければならない根本的な考え方であり、
　具体的な行動指針です。
　
　会社を支える土台となるものだけに、
　いくら社長が交代しても、
　経営陣が入れ替わったとしても、
　これらは絶対に変えてはならないものなのです。
　
　また、創業するうえで、
　創業者には熱い思いがあったはずです。
　その思い、創業の精神は脈々と受け継がれるべきものです。
　
　ですから、後継者は創業精神を理解し、
　経営理念を社員に浸透させる義務があるのです。
　
　社長の立場からいえば、
　後継者にはそれができる人物を指名すべきで、
　後継者の心得としてそのように指導することが
　正しい事業承継のあり方だといえるのではないでしょうか。
　
　単に経営を引渡し、
　業績を上げてもらうのが事業承継ではないのです。
　
　これを機に、もう一度、後継者と一緒になって、
　創業の精神を見つめ直してみるのもよいでしょう。

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　著者　藤間　秋男（とうま　あきお）氏
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　公認会計士、税理士、中小企業診断士、行政書士。
　ＴＯＭＡコンサルタンツグループ代表取締役。
　慶應義塾大学を卒業後、大手監査法人勤務を経て、
　1982年、藤間公認会計士税理士中小企業診断士事務所を開設。
　2012年より分社化し、ＴＯＭＡ税理士法人、ＴＯＭＡ社会保険労務士法人、
　ＴＯＭＡ監査法人、ＴＯＭＡ行政書士法人、ＴＯＭＡ弁護士法人、
　藤間司法書士法人などを母体とするコンサルティングファームを構築。
　
　100年企業創りと事業承継をライフワークとし、関連セミナーを1700回以上開催。
　老舗企業を集めたイベント「100年企業サミット」を主宰するほか、
　雑誌やテレビ等で老舗企業取材も多数経験。
　
　「中小企業のための成功する事業承継」（ＰＨＰ研究所）
　「どんな危機にも打ち勝つ100年企業の法則」（ＰＨＰ研究所）
　「1/4は捨てなさい!」（ ダイヤモンド社）他、著書多数。

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