メルマガの一部を公開しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018/06/27号 ━━━
日本全国11,231人の経営者へ配信中!
オーナー経営者の事業承継・相続対策・税金対策・退職金準備など
経営課題解決を応援するメールマガジンです!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□■経営に役立つ書籍から■□■
『中小企業のための成功する事業承継』藤間秋男 著
PHP研究所刊(全国書店で販売中)より転載しています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4569838537/
※弊社提携先、TOMAコンサルタンツグループ代表取締役で公認会計士の
藤間秋男氏のご厚意により、著作を掲載いたします。
「相続と事業承継とは違う。混同しては、企業存続が危うくなる。」
規模の小さな企業に多いようですが、
事業承継を相続だと考えている人がいます。
相続は死によって法定相続人が財産を受け取ることであり、
事業承継は「社会的意義のある活動」を存続するために
誰かが経営を引き継ぐことです。
場合によっては一致していることがありますが、
一致しないことも多いということを忘れてはいけません。
例えば、社長に現金と会社の不動産、
自社株という財産があったとします。
子どもか3人おり、長男が社長を継ぐ場合、
まず、長男が会社の不動産と自社株を相続することになるでしょう。
ところが、他のふたりが受け取った現金と比べて、
不動産と自社株の評価が高い場合、
これは遺留分の侵害で法律違反になってしまいます。
遺言がなければ、他のふたりの兄弟にも
不動産と株をそれぞれ3分の1ずつ分けなければ、
これまた遺留分の侵害になるのです。
株を3分の1ずつで分配した場合、
もし他のふたりが力を合わせれば、
長男を社長の座から退けることもできます。
これでは安定的な経営などできません。
つまり、社長は元気なうちに、
事業承継が滞りなく進むように計画を立て、
その上で、個人の遺産をどう分配すれば
残された家族全員が幸せに暮らせるのか、
考えなければならないのです。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
著者 藤間 秋男(とうま あきお)氏
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
公認会計士、税理士、中小企業診断士、行政書士。
TOMAコンサルタンツグループ代表取締役。
慶應義塾大学を卒業後、大手監査法人勤務を経て、
1982年、藤間公認会計士税理士中小企業診断士事務所を開設。
2012年より分社化し、TOMA税理士法人、TOMA社会保険労務士法人、
TOMA監査法人、TOMA行政書士法人、TOMA弁護士法人、
藤間司法書士法人などを母体とするコンサルティングファームを構築。
100年企業創りと事業承継をライフワークとし、関連セミナーを1700回以上開催。
老舗企業を集めたイベント「100年企業サミット」を主宰するほか、
雑誌やテレビ等で老舗企業取材も多数経験。
「中小企業のための成功する事業承継」(PHP研究所)
「どんな危機にも打ち勝つ100年企業の法則」(PHP研究所)
「1/4は捨てなさい!」( ダイヤモンド社)他、著書多数。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行:ヒューマンネットワークグループ
ヒューマンネットワーク株式会社
税理士法人東京会計パートナーズ
株式会社東京会計パートナーズ
https://www.humannetwork.jp/
[本社] 〒100-0004
東京都千代田区大手町1-5-1
大手町ファーストスクエアウエストタワー20階
電話 : 03-6212-5858 FAX : 03-6212-5252
担当 :浅野
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。